Mの暗号 の商品レビュー
太平洋戦争の終戦時に隠された金塊を探す話。 淡々と探索が進んでいく感じが自分の好みではなかった。
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M資金。戦後史の闇に葬られた三十兆円の金塊。 随分と手垢の付いた題材ではあるが、そこは柴田哲孝氏。圧巻である。 GHQ、日銀、亜細亜産業、ライカビル、日本金銀運営会、フリーメイソン。 柴田哲孝フリークとしては、心踊る内容だ。 昭和戦後史の史実を巧みに織り交ぜた良い意味での荒唐...
M資金。戦後史の闇に葬られた三十兆円の金塊。 随分と手垢の付いた題材ではあるが、そこは柴田哲孝氏。圧巻である。 GHQ、日銀、亜細亜産業、ライカビル、日本金銀運営会、フリーメイソン。 柴田哲孝フリークとしては、心踊る内容だ。 昭和戦後史の史実を巧みに織り交ぜた良い意味での荒唐無稽さ。しかしながら、圧倒的な説得力。 本書は探偵要素が強いが、次作の『Dの遺言』は柴田氏本来の持ち味が存分に活かされているとのことで、期待大だ。戦後のどさくさに紛れて消えた数十万キャラットのダイヤの行方。 改めて『下山事件』は衝撃的な一冊だったなー。
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日本版ダヴィンチコードといった感じ。敗戦直後に隠された埋蔵金。次々と難解な暗号が解き明かされていく様は男心をくすぐる。埋蔵金に託された希望とは。心躍る読み応えのある一冊でした。 あらすじ(背表紙より) 歴史作家・浅野迦羅守のもとに、美人弁護士・小笠原伊万里が奇妙な相談を持ちかけて...
日本版ダヴィンチコードといった感じ。敗戦直後に隠された埋蔵金。次々と難解な暗号が解き明かされていく様は男心をくすぐる。埋蔵金に託された希望とは。心躍る読み応えのある一冊でした。 あらすじ(背表紙より) 歴史作家・浅野迦羅守のもとに、美人弁護士・小笠原伊万里が奇妙な相談を持ちかけてきた。継父が祖父から預かっていた地図と暗号文が、継父殺害に関係している疑いがあるので、その謎を解読してほしいというのだ。迦羅守が仲間と共に解読に挑むと、やがて戦後史の闇に葬り去られた三〇兆円の金塊“M資金”の存在が浮かび上がる。戦後史の謎に挑む、傑作冒険ミステリー!
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