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空は、 の商品レビュー

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2023/11/04
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天空図書室にいると「空」を見たくなる。 きっといつもより近くにあるから。 空は、「今」という一瞬 空の景色は毎日変わる (本書より引用) 目を奪われる美しさ。 二度と出会えない「今」を大切に。 空の写真家HABU、4年ぶり待望の新作写真集。 空は、心の鏡 みんな自分の思いを空に見る これまで「空の風景」をテーマに空の写真を撮り続けてきた写真家HABU。 本書では30年かけて撮りためた、空の写真90点を収録。 空が織りなす一瞬の景色に、あなたもきっと心が洗われる。 内容(「BOOK」データベースより) 空は、「今」という一瞬。空の景色は毎日変わる。これまで「空の風景」をテーマに空の写真を撮り続けてきた写真家HABU。本書では30年かけて撮りためた、空の写真90点を収録。 著者について HABU(羽部恒雄): 写真家。1955年、東京都生まれ。サラリーマン生活10年目にたまたま出張で訪れたオーストラリアの風景に一目惚れ、写真家を志す。以来、「空の風景」をテーマに数多くの写真集を発表。現在も意欲的な創作活動を続けている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) HABU 羽部恒雄(はぶ つねお)。1955年東京都中野区生まれ。1978年慶応義塾大学商学部卒。10年間のサラリーマン生活の後写真家に転身。以来「空の風景」をテーマに世界各地を撮影。写真集、写真詩集、他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2022/04/26

書評には向かない種類の本。 こういった本は読むものではなく、 眺めるものかもしれない。 ひょっとするとそうですらなく、 ただ置いておくべきなのかもしれない。 手元にあって、 気の向いたときにちらりちらりと眺める。 最初のページからめくっていって、 最後まで眺め終わるのではなく、 ...

書評には向かない種類の本。 こういった本は読むものではなく、 眺めるものかもしれない。 ひょっとするとそうですらなく、 ただ置いておくべきなのかもしれない。 手元にあって、 気の向いたときにちらりちらりと眺める。 最初のページからめくっていって、 最後まで眺め終わるのではなく、 見たり見なかったりする。 何度も見返すページもあれば、 めくられることのない眠った宝物も。 辛い時の拠りどころとする風景、 勇気をもらえる写真。 そうしたものに出会えるといい。 「空」の写真集。 といっても空だけの写真はほとんどない。 道だったり、海だったり、 建物だったり、木だったり、 人だったりが空と一緒に写ってる。 空が空とわかるには、 その大きさ、その広がりを実感するには、 対象物が必要となる。 空は空であるのだけれど、 それを空たらしめるのは、 空以外のものなのかもしれない。 人は時に空を見上げる。 そこに見えるのは空でなく、 空を通して浮き上がる自分かもしれない。 形のない空の形のどこかに、 自分の姿を見い出だそうとする。 その先に透かし見える何かを求める。 空を見上げてみよう。

Posted byブクログ