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ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術 の商品レビュー

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2019/02/20
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ビジネスの場で活躍する筆者が考える、仕事術のtipsといった趣旨。仕事をRPGにたとえ、いかに普段のなかで経験値を得て効率的に仕事をしていけるか。 入門→初級→中級→…という構成に分かれ、入門は導入にあたり、初級は自分のなかの問題、中級は他者との問題、上級はより広範に、という具合にビジネスtipsの射程が伸びていく。 心に残ったのは「しょせん仕事」という言葉。筆者が若い時に不満をぶつけた際の上司の言葉であるが、俯瞰して仕事をしろ、という意味と同時に仕事に消耗して自分の人生を台無しにする意味はない、という意を感じ、肩の荷が降りた一言として紹介されている。一方で自分の経験として仕事を消化していくためにはより仕事にコミットすること、仕事を楽しむ姿勢も必要であること指摘している。 いくつかのtipsを紹介。 「一人プレス発表」 ひとりで、自分のプロジェクトをメディアに紹介するつもりで「プレス発表」してみる、ということ。リハーサルと同じように感じるが、実際に聴衆(メディア)を想定して発表を繰り返すことプロジェクトを俯瞰、頭の中を再整理する。 「段取りtodoリスト」 ただのtodoリストではなく、時間軸、他者との協同を意識してtodo リストを構成する。常に時間を意識する。 「3人に話しを聞く」 自分の考えに複眼的視野を獲得するため、3人に話しを聞く。1人目は自分の考えを全体的に話し、2人目にはその上でより踏み込んだ形で質問、3人目では改めて検証する形。 上記含め書籍に共通してるののは、あらゆることに他者を想定すること→プロジェクトを俯瞰すること。 「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」 書籍の表現はすこし大げさであるが、仕事をする以上ムダをできるだけ廃し、きっちりコミットして、つまらないことでも楽しみ、自分の経験値とすることを忘れないようにしたいと思う。

Posted byブクログ