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決断=実行 の商品レビュー

4.2

36件のお客様レビュー

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2023/09/18

他人にどう思われるかを気にすることなく、仕事や物事の本質を見極めて、自分の思うがままに決断、実行し続けることが大切。

Posted byブクログ

2023/07/30

極めて良書。著者の思考はかようにも、本質的で緻密(戦略的)な思考をする人と理解していなかった。 (失礼ながら三冠王、偏屈そうで前時代的な監督、解説者としか思っていなかった。) 本書は自己啓発本ではないし、説法でもない。著者の思考における具体と抽象の往復を言語化したものであり、大い...

極めて良書。著者の思考はかようにも、本質的で緻密(戦略的)な思考をする人と理解していなかった。 (失礼ながら三冠王、偏屈そうで前時代的な監督、解説者としか思っていなかった。) 本書は自己啓発本ではないし、説法でもない。著者の思考における具体と抽象の往復を言語化したものであり、大いに参考にできるものだ。

Posted byブクログ

2023/01/22

落合博満の主に監督時代の話。 もちろん野球の話がメインだが、どちらかというとマネジメント論的な感じだった。

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2022/11/19

読みなれた落合博満の本だが、結果にコミットするために何をすべきかに注力の重要性。 練習でも試合でも優れた人を見て盗む。 最後は体力と睡眠。 基本に戻る。 捕手のワンバウンドの練習の時はストライクも混ぜる。 遠くから選手を見て客観視する。

Posted byブクログ

2022/07/13

一度読んだことがあるような気がしますが、 またしても含蓄だらけの内容でした。 自分を持つこと、の重要さを思い知らされます。

Posted byブクログ

2022/05/21

中日ドラゴンズの監督・GMを経験した落合博満氏の著書。こちらはGM退任後の2018年に発売されており、『采配』からGM経験が加わっている。 本著では以前の著書に比べ自身の経験や野球の話が多くなっているような感じがした。 タイトルこそ違うテーマに見えるが根本的に内容は一冊を通して...

中日ドラゴンズの監督・GMを経験した落合博満氏の著書。こちらはGM退任後の2018年に発売されており、『采配』からGM経験が加わっている。 本著では以前の著書に比べ自身の経験や野球の話が多くなっているような感じがした。 タイトルこそ違うテーマに見えるが根本的に内容は一冊を通して一貫している。 落合氏の考えは基本的に自分のために最大限努力しやり抜くことが根底にあり、ほとんどこれを別の表現で伝えているに過ぎない。 また本著においては、データの使い方や部下への関わりなど少し時代にマッチしてない部分もやや見受けられた。 後半のテーマはやや屁理屈だったり小言だったりが多いように感じた。理屈が通ってるように感じるがあくまで結果から理屈を語っているので矛盾を感じることもしばしばあった。 しかし全体を通して考えると落合氏の野球観や仕事観はとても参考になる。私は落合氏の著書や講演が好きだ。 ただあくまでも一時代を築いた野球人としての考え方であり、全てが現代社会に通ずるかは別だと肝に銘じる必要があると感じた。

Posted byブクログ

2022/03/19

さすが、落合さん。やはり成し遂げた人は違う。特に大きな責任から解放感を覚えることは、厄介だとあった自分自身にも身に覚えがあるためによく分かる話だ。他にも色々と心構えとして役に立つと思う。

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2022/01/14

落合というと現役選手、監督時代を知る自分としては突拍子もないひらめきとアイデアとセンスで野球をする人という印象だったのだがこの本を読んで、戦術に関しては「確率論」、技術に関しては「基本」をことの他繰り返していて意外だった。 実生活にも応用できる項目も多々ありすごく参考になった。

Posted byブクログ

2022/01/10

落合は天才的で直感的なのかと思っていたが、真逆で非常に論理的な戦略家であることが分かった。 p.20  指導者にとって一番怖いのは、教える立場になったからといって、自分が何でも知っていると勘違いしてしまうことだ。 →3度の三冠王を取った落合が言う言葉に重みがある。教える側は全知...

落合は天才的で直感的なのかと思っていたが、真逆で非常に論理的な戦略家であることが分かった。 p.20  指導者にとって一番怖いのは、教える立場になったからといって、自分が何でも知っていると勘違いしてしまうことだ。 →3度の三冠王を取った落合が言う言葉に重みがある。教える側は全知全能ではない。 p.194 私は三冠王にこだわり、大谷は二刀流を目指す。そんな大谷を北海道日本ハムやエンゼルスが必要としたのだ。それでいい。私には、自分とはまったく違う道を突き進む若者が何を見せてくれるのか、その楽しみしかない。

Posted byブクログ

2021/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

洋書 Twin Thieves に書いてあることは、成長の妨げは、失敗への恐怖と、他人からの評価への恐れの二つからくると書いてある。落合氏は基本的に同じことを言っている気がしてならない。もちろん一昔前に育った人であるから、伝え方や事例が古風と感じる人もいるかもしれない。 だが、この人の強さは若い頃に何度も回り道をしながらも、自分の好奇心と好きを押し通せた芯の強さだろう。そこには「他人からどうみられるか?」というものへの麻痺か、恐れを乗り越えた過去があることは、彼の著書からところどころ垣間見れる。 どんな仕事でも、勉学でも、失敗したって命まで取られるわけじゃない。くよくよ悩むのも、決して恥ずかしいことではない。「今日は何もできなかった」と失望する日もあるだろうが、そんな日でも「1日生きた」という経験だけは積んでいるのだ。どんな仕事でも、そのうちに経験が生きることはある。 技術の世界は、自分ができないこと、知らないことは聞いた者勝ちである。 一芸に秀でたければ、オタクを目指そう オタクとは「他の人が気がつかないことに気づける人」 厳しい言い方になるが、プロ野球界で生きてきた私の目で見て、あるレベルから伸び悩む選手の大半は、指導者や先輩のアドバイスを試そうとしない。 自分の殻に閉じこもり、その気になっていないのだ。 自分の周りには、生きた教材がたくさんいる。望めばアドバイスをしてくれる指導者も揃っている。だが、他人から学べることには限界があり、最終的には自分自身で考え抜くしかない。 そして、聞き上手になり、アドバイスを試してみようという姿勢を持ち、その気になれたら、練習方法はこうして欲しい。 これまで取り組んできた練習に、「アドバイスを試す時間」をプラスするのだ。 1日の練習時間を3時間とすれば、コーチのアドバイスでカーブを覚える練習時間はその3時間に含めず、3時間の練習にプラスするのだ。自分だけは、1日の練習時間を4時間にするのがポイントになる。 高校の野球部を7回も退部し、大学では野球部だけでなく、大学そのものも中途退学した私がドラフト指名され、のちに3回も三冠王を手にしたのだ。 どんなに偉くなっても人生は一度きり。一夜明ければ、今日は過去になってしまう。ならば、後悔のないように生きていくのが幸せなのではないだろうか。 最善を尽くしても期待した結果を得られないことはある。やってみて初めて、自分の力では及ぼないと知ることもある。世の中は、自分にだけ都合よく回っているわけではないのだから。 それでも、決断、実行した上での失敗は、反省材料や教訓となって次につながる。しかし、決断、実行しなかった後悔は何も生み出してくれない。 行動を起こさないのも実行のひとつであるという考えで、次の決断、実行を前向きに考える。他人にどう思われようと関係ない。そうした決断、実行を繰り返しながら、自分の思うがままに生きていくのが、特に情報過多でスピード感のある現代を生きていくには大切なのではないだろうか。

Posted byブクログ