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究極超人あ~る(通常版)(1) の商品レビュー

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2021/08/19

 おぉ、カラーだカラーだ。  こんな、いかにも「二番手雑誌で便利に使われる、マニア人気の、SFっぽいマンガを描くマンガ家」(いしかわじゅん)の代表みたいなのが色つきのページ付もありで復刻とは。 「み、みず」にミミズをと言ふネタは、さういへば、なんかサンデーで見たやうな気がするが、...

 おぉ、カラーだカラーだ。  こんな、いかにも「二番手雑誌で便利に使われる、マニア人気の、SFっぽいマンガを描くマンガ家」(いしかわじゅん)の代表みたいなのが色つきのページ付もありで復刻とは。 「み、みず」にミミズをと言ふネタは、さういへば、なんかサンデーで見たやうな気がするが、その当時の私に 「あんなぁ、この作者先生なぁ、雑誌の屋台骨を支える 高橋留美子先生とかと同じ人になるんだに」 と言ふと 当時の小学生な私は 「哀しい嘘はやめましょう」 とか言ふと思ふ。  写真部(ひかりが部の光画は「Photo Graph」の直訳)の人とかが、野球やったりバスケやったり水泳やったり兎と戦ったりサウナ入ったりしてゐるのは、当時文系の部活物がマイナーな部類だったといふ証左で良い筈。てふか一発目から鳥坂先輩が戦ってゐる。奥が深い。  たわば先輩が、山田さんの喫んでゐるタバコから火をもらってゐる。そしてそのたわば先輩はその辺にゐる知り合ひをスケッチした感じがたしかにする。  本作読んで、『大東亜科学奇譚』(荒俣宏)読んで、前谷惟光独自のフォーマットを知り、改めてみると、ゆうき先生はリスペクトする横山光輝関係や手塚関係の他に、それも混ぜ込んでゐるのの他、R・田中一郎が、さう言ふ作品で揶揄されてゐる。

Posted byブクログ