読書がたくましい脳をつくる の商品レビュー
子供のスマホ使用が気になり、『スマホ脳』『最強脳』に続き読んでみた。 私が読んで、内容を口で伝えてもきっと素直に受け止めないので、中学生でもわかりやすく、かつ、簡略なものを追い求めて、読んで楽しくはない本を続けざまに読む私…なかなか頑張ってるよな。 この本、やはり日本の方が書い...
子供のスマホ使用が気になり、『スマホ脳』『最強脳』に続き読んでみた。 私が読んで、内容を口で伝えてもきっと素直に受け止めないので、中学生でもわかりやすく、かつ、簡略なものを追い求めて、読んで楽しくはない本を続けざまに読む私…なかなか頑張ってるよな。 この本、やはり日本の方が書いているので、日本人にはわかりやすい。そして、脳科学者なので、研究して得た統計グラフや脳のCT画像、脳のイラストなどを多用していて、説得力もある。文を読むのが億劫な人は、グラフだけでも眺めてみるとよいかもしれない。文章が理屈っぽくもなく、素直に受け止めやすいかと思われる。 ○読書が脳の働き、つまりは学力などに実際どう影響するか。 ○スマホの使用が脳にどう影響を与えているか。 ○睡眠時間は成績とどう関係しているか。 ○脳の働きが良くなるとは実際どういう現象が脳内でおきているのか。 ○ながらスマホが与える影響。 ○栄養バランスの取れた朝ごはんがどうして大切か。 が書かれている。無駄が全くない、とてもよい一冊だと思った。 軍配はこの本にあがった。 追記 難しい言葉の意味を、本の国語辞典で調べるのとスマホで調べるのでは、脳の前頭前野の血流がどう違うかの実験結果を見て、背筋が凍った。 国語辞典での時は、血流が右側左側共にアップしており、脳が働いていることがわかる。に対し、スマホでの時は全く働いていない、それどころかぼんやりしている時より血液量が少なくなってさえいた。スマホでの調べもをしているときも指先を使い、文字を読んでいるのに、なんてこと!怖すぎる。
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小学校高学年〜中学生向き。字が大きいし、図も多い。1時間以内でサクッと読めた。読書時間、睡眠時間、スマホの利用時間について、勉強時間と成績の相関関係がグラフで示されていて、説得力がある。へーーーと思うことばかり。 我が家の子どもたちはまだまだ小さいけど、小学校高学年から中学生の...
小学校高学年〜中学生向き。字が大きいし、図も多い。1時間以内でサクッと読めた。読書時間、睡眠時間、スマホの利用時間について、勉強時間と成績の相関関係がグラフで示されていて、説得力がある。へーーーと思うことばかり。 我が家の子どもたちはまだまだ小さいけど、小学校高学年から中学生の24時間をどう過ごすのがいいか、考えさせられた。現実的に睡眠時間を8時間キープするとして、読書を1時間以上、勉強を2時間…どうやってその時間を作ろう…。 スマホの使い方については特に考えさせられた。全く使わないよりも1時間くらいの使用がベスト、というのはおもしろい。自制心と忍耐力とのバランスが大事なんだな。 私自身、SNSはもちろん、天気予報も新聞もスマホ。買い物もスマホでポチッと。語学の勉強もスマホ。読書記録もスマホ。移動中に読書しててもポイ活が気になってスマホ触っちゃう。合間にLINEが来たら都度都度返信してしまって、全然やろうとしてたことが進まない!なんてザラ。あっと言う間に時間が過ぎてしまう。 集中するにはやっぱりスマホとの距離感が大事なのよね…。 子どもの読書記録はやっぱりアプリじゃなくてノートに書かせるほうがいいかな…とかも考えててしまった。 何を何分やるか。どんなふうに1日を過ごすか、まずは私自身が意識して過ごさないと子どもにあれこれ言えないな…。効率よく動くのも苦手だし、気分で左右されがちな自分の時間の過ごし方について考えさせられる…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔から言われていること、勉強しなさい、早く寝なさい、朝ごはん食べなさい。はちゃんと効果があるんだね。という本。 スマホは良くない。良くないけどやってしまう。そうならないように止める力をつけようとということ。 そして1番は子ども自身がどんな大人になりたいか考えて自分で自分の行動を変えていくこと。馬を水辺に連れて行くのは簡単だけど、水を飲ませるのは大変だ。 答えはなかなかわからないけど、これからも考えていきたい。
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子供向けの本ながら、読書とスマホが子どもの脳にどのような影響を与えるか、最新の研究結果を紹介しエビデンスに基づいて因果関係を示している。著者は東北大学教授で人間の脳を長年研究している脳科学者。読書の習慣が成績を上げ、逆にスマホの過度の使用が脳に大きな悪影響を及ぼすことが科学的に示...
子供向けの本ながら、読書とスマホが子どもの脳にどのような影響を与えるか、最新の研究結果を紹介しエビデンスに基づいて因果関係を示している。著者は東北大学教授で人間の脳を長年研究している脳科学者。読書の習慣が成績を上げ、逆にスマホの過度の使用が脳に大きな悪影響を及ぼすことが科学的に示されている
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スマホで言葉の意味を調べると、辞書で引くよりも短時間で沢山の言葉を調べられるのだけども、前頭前野は全くといっていいほど働かないんだそう! カラーで大変わかりやすかった。スマホが登場してからの比較的新しい本なのでお勧め!
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子ども達に向けて書かれた本のようですが、 子ども達に関わる大人達にもぜひ読んでもらいたいです。 さすが脳科学者の川島さん。 綿密な調査と研究、 たくさんの専門的な知識の元に書かれた著書は、 訴える力絶大ですね。 読書だけでなく、食事、睡眠、スマホと学力との関連も、 とってもよく分...
子ども達に向けて書かれた本のようですが、 子ども達に関わる大人達にもぜひ読んでもらいたいです。 さすが脳科学者の川島さん。 綿密な調査と研究、 たくさんの専門的な知識の元に書かれた著書は、 訴える力絶大ですね。 読書だけでなく、食事、睡眠、スマホと学力との関連も、 とってもよく分かりました。 現代人の皆さん、今の生活習慣を見直さないと。
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