明日、シネマかすみ座で(1) の商品レビュー
とある町の古びた映画館。 先代館主の孫息子が後を継ぎ 好き勝手にやっているけど それなりに流行っている。 居候は行き倒れてた記憶喪失の青年。 なぜか映画のデータベースが 鬼のように脳内蓄積されていて これ幸いと居着いてしまった。 そんなふたりと町の人々の物語。 あら、なんか。 ...
とある町の古びた映画館。 先代館主の孫息子が後を継ぎ 好き勝手にやっているけど それなりに流行っている。 居候は行き倒れてた記憶喪失の青年。 なぜか映画のデータベースが 鬼のように脳内蓄積されていて これ幸いと居着いてしまった。 そんなふたりと町の人々の物語。 あら、なんか。 ふんわりとおもしろいわ。 毎回ひとつの映画が 物語にからんでるのもいい。 原田マハの『キネマの神様』とか 古内一絵の『キネマトグラフィカ』とか ああいうミニシアター系の雰囲気ね。
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ひなびた街の、ひなびた名画座。 デジタル上映もできるけれど、基本は今でもフィルム。 映画に興味のなさそうな映写技師と、 記憶はないのに映画の知識は検索サイト並みの居候。 映画そのものが題材なのではなくて、 「その映画を観ていた頃の想い」を中心に展開される 登場人物たちのドラマはち...
ひなびた街の、ひなびた名画座。 デジタル上映もできるけれど、基本は今でもフィルム。 映画に興味のなさそうな映写技師と、 記憶はないのに映画の知識は検索サイト並みの居候。 映画そのものが題材なのではなくて、 「その映画を観ていた頃の想い」を中心に展開される 登場人物たちのドラマはちょっぴり切ないけど、 映画を観るのが楽しくてわくわくしていた頃を 思い出させてくれる作品です。 まだまだ明かされていない背景ばかり。 これから何を見せてくれるのかが楽しみです。 久しぶりに、古い映画を観たくなりました。
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名画座舞台のマンガということで購入。映写技師が主人公で、参考文献にはシネマヴェーラの荒島さん「映画館のまわし者」などもリストアップされている。物語としては「ニュー・シネマ・パラダイス」的な料理のしかたで、映画というメディアや、映画館の社会的・文化的状況それ自体がテーマではなく、ド...
名画座舞台のマンガということで購入。映写技師が主人公で、参考文献にはシネマヴェーラの荒島さん「映画館のまわし者」などもリストアップされている。物語としては「ニュー・シネマ・パラダイス」的な料理のしかたで、映画というメディアや、映画館の社会的・文化的状況それ自体がテーマではなく、ドラマの道具として使われているようである。
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