5分後の世界(VOLUME02) の商品レビュー

福田宏(著者)

2018/12/17

操気弾（ヤムチャ）？
う～ん、こういう物語は人間は極力不思議能力に頼らない展開の方が好みなんだけど・・・。

「使いこなせるようになるまで戦うなよ！」
「わかった！それはそうと、ぶっ殺してやる！！」
・・・は？ギャグかよ。
「刹那、トランザムは使うなよ！」
「了解！トランザム！！」
かよ。

しかも地下鉄での愛染明王に不意打ち食らって向日葵くんが瀕死？死亡？したのも、半分は大和の自制心の効かなさの所為だろ。
っていうか、あんな状態で地下鉄の配線が生きてるのか？
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 』でライフラインが生きてるのは発電所を職員だか自衛隊だかが身を犠牲にして死に物狂いで守っているからって台詞があったけど、この世界は無理だよね。

よく考えたら、コレってシュタゲ的な存在上書き系のタイムリープだよね。
過去に戻っても、マジで５分で何とかしないと５分前の自分に意識が上書きされちゃうのでは？
もしかすると現時系列の上書きされた自分も、解決策を携えて戻ってきてた存在かもしれなかったとか考えると、もう絶望しかない・・・。