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ドリフターズ(6) の商品レビュー

4.6

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    6

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2024/06/04

79冊目『ドリフターズ⑥』(平野耕太 著、2018年12月、少年画報社) いよいよ天下分け目の大戦。圧倒的な戦力を誇る黒王軍を撃ち破ることは出来るか? 最高速度を保ったまま突入したクライマックス、益々物語は盛り上がる! 〈命 捨てがまるは 今ぞ ‼︎〉

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2023/08/16

本当に禍々しい敵が上手い。戦場の緊張感がやばい。台詞回しも絵もかっこいい。 光秀と信長とか、義経と与一とか、因縁的なのもワクワクしてたまらない。 豊の負ける気ないけど負けたらごめんの、しくじってないの、「であるか」とは何じゃだの、実に気持ち良い武者っぷりがかっこよくて。なんだろ...

本当に禍々しい敵が上手い。戦場の緊張感がやばい。台詞回しも絵もかっこいい。 光秀と信長とか、義経と与一とか、因縁的なのもワクワクしてたまらない。 豊の負ける気ないけど負けたらごめんの、しくじってないの、「であるか」とは何じゃだの、実に気持ち良い武者っぷりがかっこよくて。なんだろう、死に急いでいる、独特の死生観がなんかすごく魅力的だよね。 切腹したいって言ったり、断られたらそれはそれで合戦だから仕方ない、みたいな。 そんな豊に対する信と与一の立ち位置もすごくいい。全部かっこいい。

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2023/07/19

文句なしに面白いんだが、6巻が出たのが2018年11月で、来月に7巻が出ると。なんだこの発刊のペース。続きが気になるのに。

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2024/10/19
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☆途中(78話まで) 〜序章〜 ・島津豊久は突如異世界へ ・与一と信長と出会う ・漂流者たちを束ねるオクトのボスは安倍晴明 ・廃棄物(エンズ)を倒すため協力 ・エルフと協力 ・オルテ軍を圧倒 ・ドワーフ解放 ・オルテを裏切ったサンジェルミ伯 ・国王軍に明智光秀が加わる ・オルテ軍をほぼ掌握 ・仲間が裏切りなす術なし ・豊久が殿で敗走 ・土片に救われる ・信長と与一も源義経に襲われる ・説得し裏切らせる [総評] 思ったよりぜんぜんおもしろか。 偉人を登場てスーパーロボット大戦みたいや

Posted byブクログ

2020/01/17
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ウルトラおもろいです。はよ、7巻、出してほしいなあ。まあでも、1巻から6巻までを、時折ふと読み返すだけでも、ウルトラおもろいので、既に大満足ですけれどもね。 でも、近い未来?いやいや遠い未来?見事にこの「ドリフターズ」も、多分絶対見事に終わるんでしょうけど、見事に完結したならば、きっとその時は、めっちゃんこ嬉しいんだろうなあ。 しかしまあ、平野耕太。なにが素晴らしいって、この人。多分、多分なんでしょうけれど、「この俺の描く漫画は、絶対に、途轍もなく面白いに決まっている。俺が描くんだから当然だろこの野郎」って気持ちで、この作品を描いている気がするんですよ。平野先生、もし違ったら、ゴメンナサイ、、、なのですが、僕は、そう感じるのです。違ったらマジでゴメンナサイ。で、その、途轍もなく傲岸不遜な気持ちが、間違いなくマジで真実である、ってところが、ホンマに素敵。 自分自身が心から満足する作品を創造して、それを、本人以外の他人も、心から満足して受け取ることが出来ている関係性?な気がする。この作品はマジで。 いやしかし、もう一切の留保も何もなく、この作品は圧倒的に素晴らしい、って思う作品を読むことができる幸せさよ。それって読書する人の、最高の幸せよねえ。もう、ホンマに愛しい作品ですよこれは。ああ、シミジミと続きが読みたい、、、ホンマ読みたい。

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2019/12/13

紫はいいこと言うね、「さだめなどない、思考を自動化するな」と。 普通主人公が殉じようとしてるときには出てこないセリフよな。 ドラゴンに乗ったり、なんか最後に波乱があったりと楽しい巻である。

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2019/08/06
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豊久と信長と与一の関係が好き過ぎるのでうっかり泣いてしまった第6巻。 お豊がドラゴンを自分のモノにする辺りまで笑ってたんですけどね……信のために命捨てようと思ってたんだねと思うと泣けてきた…… ハンニバルの目を覚まさせるシーンとかホントたまらん。 てかハンニバルのじーちゃんとドワーフのおっちゃん達がお豊の事を坊って呼ぶのが可愛がってる感じがして好きだったんや…ドワーフ大好きよ…涙無しには… ところでそんな豊の命を拾って帰ってくれそうな土方さんには期待しかありません。 さくっとドリフに寝返って豊久と仲良く殴り合う毎日を過ごそうよ土方さんきっと幸せになれるよ。 ラスト直ー!続き早く出して下さい…!!

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2019/07/16
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 ついに始まる大戦、おそらくはその緒戦だろう一戦が収録された6巻である。  関ケ原に近似した決戦地を前に、紫の危惧をよそに再び捨てがまらんと覚悟を決めた豊久。彼の壮絶な死戦がいかなる結果を生み出すのかは、次巻に譲ることとなる。  それにしても、さすがは平野耕太と言わんばかりの戦争模様である。前半の互した戦いぶりと、後半の戦略面で叩き潰される物語は素晴らしく展開している。  そして、その中で、敵の戦略目標を壊す特攻の凄まじさ、それゆえに心をかき乱される先軍大将の混乱は激しくエモーショナルである。  この地に集う新選組がいかなる選択を取り、どんな結果をつかみ取るかは、着々と仕込みが進むローマ・カルタゴ組の躍進とともに期待を持って待ちたいところだ。  文句なしに星五つの素晴らしい一巻である。  刊行ペースを除けば、言うべきことは一つもない。

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2019/05/07

一発ッ、それが重いッ 読み切りならば、この重さに驚きはすれど、戦慄までは至らない 平野先生の何が怖いかって、この重い一撃、その強さを連載で維持、いや、話が進むごとに上げている点だ 間違いなく、平野先生も、平成を代表する、怪物的な青年漫画家の一人であり、令和でも、その名を轟かせる事...

一発ッ、それが重いッ 読み切りならば、この重さに驚きはすれど、戦慄までは至らない 平野先生の何が怖いかって、この重い一撃、その強さを連載で維持、いや、話が進むごとに上げている点だ 間違いなく、平野先生も、平成を代表する、怪物的な青年漫画家の一人であり、令和でも、その名を轟かせる事になるはずだ それだけの漫画家が描いているのだ、多少、刊行ペースがゆっくりである事くらい、我慢できる・・・するしかあるまい 実際、この(6)も気長に待っていた甲斐があった、と平野先生や担当編集者さん、いるかどうかは分からんが、アシスタントさんに感謝したくなった 怒涛、と表現するしかない、予想外の展開で、(7)への期待が高まっている きっと、平野先生は、私の期待以上の一撃をくれるだろう ライバルである、内藤泰弘先生や水上悟志先生の漫画にも感じられる事だが、平野先生の漫画もまた、「人間」そのものが描かれている これは、平野先生たちが、自分達がどういう人間になりたいか、どうやったら、そうなれる生き方が出来るか、を漫画を描く事で模索し、足掻いているからか この『ドリフターズ』に、どうして、それを感じるか、正直、この(6)まで読んでも、私はまだ、明らかに出来ていない 全力舞をぶつけている故に綺麗ではない絵柄なのか、主人公である豊久を筆頭にしたヤバいキャラなのか、息も吐かせぬハイテンションなストーリーなのか、それら全てをごった煮にして生じた「何か」なのか、よく分からない ただただ、圧倒される漫画だ、この『ドリフターズ』は 戦い方、勝ち方、生き方、そして、死に方が激烈に描かれ、読み手の心に轟いてくる 信長をこの負け戦から、次のチャンスの為に生かすべく、無事に逃がす 必死となる役目、殿に名乗りを上げたのは、ずっと、この機を待ち望んでいた豊久 戦の中で、戦人として戦い、足掻き、楽しみ、狂い、死ぬべく、これまで生きていた男だもの、彼は 自分の行動が、周りを悲しませるのも、怒らせるのも、豊久は承知している けれど、彼も自分じゃ止められないのだ、この衝動は そんな豊久のヤバさに感化されたのは、味方のドワーフ 豊久とドワーフは、死ぬのも承知で、敵陣へ自分達から突っ込んで行く。目指すは、大将の首 敵陣の中で自分達が、真っ直ぐ、勢い任せで、頭の首を獲るべく動けば、相手を混乱させ、信長らを追えなくでき、彼が逃げられる可能性は高まる 命を燃やし尽す彼の特攻に、土方歳三の心、いや、魂は揺さぶられてしまう 自分がしたかったのに出来なかった、心から笑える、狂った戦い方をし、そして、最後の一滴まで絞り尽くすほどに戦って、もうダメだ、と感じたら、潔く、相手へ命を奪え、と言える、憧れの武士らしい死に方を選ばんとする豊久に、土方はキレ、その怒りは豊久の命を奪おうとした雑兵へ向かう ある意味、裏切りな訳だが、この展開は、やはり、豊久は、ここで死ぬべき男じゃないからか そして、混迷し始めた戦場に、また一人、ヤバい奴が近づいていた いつになるか、は分からんけど、ほんと、(7)が待ち遠しい この台詞を引用に選んだのは、人の上に立つ者に必要な事だな、これは、と感じたので 部下が仕事で成果を出したなら、褒める。これが出来ない上司からは、人が離れていくものだ 私は出世する気がないにしろ、私が書きたい小説の主人公は、王様としての立場にもいるので、信長のように過ちをさせないようにしたい また、豊久のように、信長を蹴り飛ばせるキャラも登場させたいものである、チャンスがあれば 「なんじゃあ!?そん態度は、ああ、貴様!!おいを、仮にも大将ばしたがは、きさんではなかがぁ!!そん大将ば、手づから手柄ば上げち帰ったいうに!!『であるか』とは、何じゃ、てめえぇぇ」(by島津豊久)

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2019/03/07

決戦、そして死戦の関ケ原。天下分け目の戦の決め手は、やはりなぞったかのような寝返りでした。 さぁ、再びの捨てがまり。 行く前の豊久のアオリがべらぼうによい。 「百代末まで童が語るど」「ゆかいな村祭りなんぞできるど」 煌びやかな装束や勲章がほしいのでなく、ただただ語り継がれるもの...

決戦、そして死戦の関ケ原。天下分け目の戦の決め手は、やはりなぞったかのような寝返りでした。 さぁ、再びの捨てがまり。 行く前の豊久のアオリがべらぼうによい。 「百代末まで童が語るど」「ゆかいな村祭りなんぞできるど」 煌びやかな装束や勲章がほしいのでなく、ただただ語り継がれるものになれればいい。村祭りで踊り語り継がれても、本当の豊久たちの姿は消え去っているだろうけど、そこにいたということが残れば。それが誉れである。 おお、かっこいいな。 自分自身が納得する死に様は、すなわち生き様。それを求めて戦い続けた土方の前で、とことん披露する豊久。 廃棄物になった根源を無遠慮についてくるからには、どうすべきか。豊久殺しても、虚脱するだけな気がする。 覚醒というか、復活するハンニバルと、戦場へ突入する菅野。 関ケ原じゃなかった、マモン間原の戦の終わりは、何の始まりになるんだろうねぇ。

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