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ぼくは朝日 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2019/02/28

昭和の、まだ私の生まれるまえの、小樽の優しい時間が心地よい。小4の朝日が、やんちゃでお姉ちゃん想いで、友達想いで、読んでいて気持ちがあったまる。 10歳から見た「大人の時間」。言葉はなく、その場の空気が自分を寄せ付けない感じ、凄くわかるよ。 私も朝日の目線で読み進めていったので、...

昭和の、まだ私の生まれるまえの、小樽の優しい時間が心地よい。小4の朝日が、やんちゃでお姉ちゃん想いで、友達想いで、読んでいて気持ちがあったまる。 10歳から見た「大人の時間」。言葉はなく、その場の空気が自分を寄せ付けない感じ、凄くわかるよ。 私も朝日の目線で読み進めていったので、束の間の「子ども目線」楽しめました。

Posted byブクログ

2018/11/29

+++ 小学4年生の朝日を中心に、マイペースな父、母代わりのしっかり者の姉、愛猫のくろちゃん、そして家族を取り巻く個性豊かな人々。 ともに笑い、泣き、怒りながら家族の絆は強くなっていく。 アットホームな家族の予想外の結末!あなたの目頭はきっと熱くなる。 +++ 昭和の北海道の雰...

+++ 小学4年生の朝日を中心に、マイペースな父、母代わりのしっかり者の姉、愛猫のくろちゃん、そして家族を取り巻く個性豊かな人々。 ともに笑い、泣き、怒りながら家族の絆は強くなっていく。 アットホームな家族の予想外の結末!あなたの目頭はきっと熱くなる。 +++ 昭和の北海道の雰囲気が伝わってきて、なんだか懐かしい心地にさせられる。10歳の朝日は母を知らない。朝日を生んで亡くなったからだ。10歳違いの姉の夕日が母親代わりに家事を担って、一家は暮らしてきた。学校の友だちとの関わり、おばあちゃんの家へ行く愉しみ、「子猫あげます」の貼り紙を見てからの顛末。姉の胸の裡、朝日の心の動き。さまざまな事々が起こりながら、家族の日々は過ぎていく。なんとも言えず、鼻の奥がツンとする一冊である。

Posted byブクログ