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ぱらのいあけ~じ(3) の商品レビュー

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2019/01/31

やっぱり、この『ぱらのいあけ~じ』も面白い ファンだからこそ、素直に言うと、一位ではない、クール教信者先生の作品の中で けど、薄い印象の作品でないのも確かだ クール教信者先生の作品に限った話じゃないけど、抜群に面白い、と推薦できる作品の条件の一つには、リアルタイムで読んでいる人間...

やっぱり、この『ぱらのいあけ~じ』も面白い ファンだからこそ、素直に言うと、一位ではない、クール教信者先生の作品の中で けど、薄い印象の作品でないのも確かだ クール教信者先生の作品に限った話じゃないけど、抜群に面白い、と推薦できる作品の条件の一つには、リアルタイムで読んでいる人間でも、コミックスを読んでも楽しめ、なおかつ、リアルタイムで読んだ時には見落としていた面白さに気付けるってのがあるように、私は思っている この『ぱらのいあけ~じ』は、この条件をしっかりと満たしてくれており、買ってから、何度も読んでしまう 描写がエロいんだけど、下品ではない、そのギリギリのラインを果敢に攻めているってのもあるんだろうな また、ストーリーの本質が、何気にマジメってのは大きい 面白おかしく、茶化し、フザけちゃいるんだが、読み手に自分が伝えたい事は、ちゃんと、笑いやお色気、キャラの言動の中に盛り込んでいる 決して、押しつけがましさはなく、さりげなく、ぼんやりと混ぜてある あくまで、私個人の勝手な受け止め方なんだが、この『ぱらのいあけ~じ』って作品で、クール教信者先生は新人の漫画家や、これから、漫画家を目指そうとしている人々に、この業界で戦っていく覚悟は、君にあるか、と問うているんじゃないだろうか どのジャンルにも言える事だが、特に、成年漫画業界は締め付けが厳しくなってきている 自分達もエロ漫画のお世話になってきているはずなのに、どうして、お偉いさん方は、親の仇のように成年漫画の規制を厳しくするんだろうか 今のご時世、ネットがありゃ、大抵の情報は手に入るのだから、子供らは簡単に、そういう知識を偏り気味に手に入れてしまう 私としちゃ、漫画家たちが、自分らの性癖を存分に盛り込んでいる漫画を、そのまま、子供らに読ませる方が、セックスの仕方や異性との付き合い方を、自分の頭と心、そんで、下半身で考えるようになると思うんだが まぁ、先にも書いたが、これは、ほんと、私の勝手な憶測なので、クール教信者先生は、単に自分のストレス発散で描いているだけかも知れない ぶっちゃけ、それでもいい。この『ぱらのいあけ~じ』が、感想を書きたくなるくらい、面白いのが事実なんだから 漫画家としてのイキ様、年齢や立場の垣根を越えてる友情、また、イチャイチャするバカップルの恋愛模様も描かれており、バランスがとても良い この安定感こそが、クール教信者先生の武器か どの回も、一話につき3分くらいは魅力を、見知らぬ他人は厳しいにしろ、ブクログを愛用している人には語れる自信がある その中でも、私がお勧めしたいのは、ぱらのいあ.52だ サクッと内容を説明すると、水木先生とアシのサキちゃんの仲が睦まじい、そんな感じだ 百合って感じじゃなく、かと言って、女の子(って年齢かはともかく)同士の友情って訳でもなく、ある意味、漫画家とアシスタントの良好的な関係が築かれている、この二人の間には また、クール教信者先生のファンなら、「おっ」と思うキャラが出ているのも嬉しい 不思議なもんで、水木先生と一緒にいて、退屈していないサキちゃんを見ていると、その素性を詮索する気は起きない この台詞を引用に選んだのは、クール教信者先生の魂からの叫びを感じ取れたような気がしたので 実際、クール教信者先生は、このような状況になった事があるのだろうな 小説家として生計を立てられるようになるぞ、と私は気合を入れちゃいるが、ここまで、自分を追い詰められる気がしない プロである以上は、自己の体調管理も仕事の内なんだろうが、そうはいかない時も来るだろう その時は、この水木先生の言葉を思い出してみよう、と思った 「ふざけんな。やってやろうじゃない。身体なんて知るかぁ!!どうせなら、仕事しながら前のめりに死んでやらぁ!!私を舐めるなよぉ!!舐めるなら、まんこだああ!!」(by水木先生)

Posted byブクログ