北朝鮮おどろきの大転換 の商品レビュー
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北朝鮮 あまりに実態を知らなさすぎたなかで、姿が少しでも見えて純粋に興味深かった。 金正恩は、ただのボンボンじゃなくて、意外としたたかな合理主義者っぽいこととか。おじいちゃんにそっくりで、そのおじいちゃん(金日成)は国民に超崇められている(当時経済成長がすごかったため)ので、そのやり方を模倣して経済に重きを置くことで金正恩自体の人気も不動のものとなる、とか。意外に世界のやり方を取り入れて、開放的な政策を取っている部分もあるとか、本人は実はスイスの学校に留学してたとか。金正恩は、組織を大再編したとか。ああいう国って、構造は変わらぬ体制のままなのかと漠然と思ってたけど、全然違った。 中立な書きぶりなようで、金正恩を高く評価しているような流れなのは、逆にもうなの?とも思うが(いや、すごい人なの???)、全体的に平易な書きぶりでサラッと読める割りにきちんと情報があってよかったと思う。 しかし、この本は、米朝会談!!と丁度大盛り上がりのところで終わってるので、、、その後停滞しているこの状況...どうなるのかしら。
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金正恩が就任時はその移譲期間の短さから旧パルチザン長老たちに守護される状況だったが、それらを粛清し、テクノクラートによる統治体制を構築して行ったことを示す。
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