蒲田行進曲 の商品レビュー
1981年の直木賞受賞作品。銀四郎、小夏、ヤス、誰にも感情移入できないまま読了。単純に合わなかったんだと思う。
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花組銀ちゃんの恋(映像)を観て、小説版を読んだ。どこまでも悲惨で明るくて読みやすくて、、、映画を観てみるのと、銀ちゃんの恋の別公演を観るのと、戯曲もいつか!
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蒲田駅の発車メロディでお馴染み、1980年に初演された同名の舞台を小説化した作品で蒲田ではなく太秦撮影所が舞台です。加虐、被虐の関係が色々な人物の間で繰り広げられ、立場が交換されながら展開されてて結構残酷。パワハラ描写が多く現代の倫理だと厳しいです。
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とにかく銀ちゃんのキャラが抜群に面白い。ヤスを小馬鹿にするところは、男はつらいよの寅さんのよう。いやそれ以上にねちっこい。最後のオチは素晴らしい。初めて読むつか作品なので、次は「小説熱海殺人事件」を読もうと思う。
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銀ちゃんの活躍、大部屋の活躍、映画の撮影所…小説版ではいまのところ、映画版『蒲田行進曲』はみたよ。きいたことあるんだけど、『かまこう』ってのはトウキョウジョオクショウでやってたよ……「けんちゃん!かっこいいっ!」とか芝居の稽古のこえがあった。
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作品に単純な楽しさを求めている自分には合わなかった。登場人物に魅力を一つも感じなかった。まず銀ちゃんもヤスも小夏も常人では有り得ない感性を持ち、読み進めるにつれて胸糞悪さが増していく。映画では面白くなるのかもしれないが、活字にしてさらに原作だと面白くなくひたすら残酷だった。そして...
作品に単純な楽しさを求めている自分には合わなかった。登場人物に魅力を一つも感じなかった。まず銀ちゃんもヤスも小夏も常人では有り得ない感性を持ち、読み進めるにつれて胸糞悪さが増していく。映画では面白くなるのかもしれないが、活字にしてさらに原作だと面白くなくひたすら残酷だった。そして、銀ちゃんではなくヤスが主役のお話。一刻も早く本を閉じて記憶から抹消したいと思いながらも舞台予習のために読了しました。 4h
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「ボリュームがでかけりゃ、過去なんてみんな吹っ飛んじゃうのよ」 超パワハラで自己中なスター俳優・銀四郎と、彼を慕ってやまない専属スタントマンのヤス。問題事は全てヤスに押しつけ、いよいよ女優小夏との妊娠問題までヤスに頼むが… すごく似たコンビを最近観た…そう、映画『ワンス・アポ...
「ボリュームがでかけりゃ、過去なんてみんな吹っ飛んじゃうのよ」 超パワハラで自己中なスター俳優・銀四郎と、彼を慕ってやまない専属スタントマンのヤス。問題事は全てヤスに押しつけ、いよいよ女優小夏との妊娠問題までヤスに頼むが… すごく似たコンビを最近観た…そう、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド』だ! エンタメ業界ではこういう関係性、多いのでしょうか?それともタランティーノが本作を意識したのかな…? タランティーノの場合は、大音量で過去もろともぶっ飛ばしたが、 本作は「階段落ち」よろしく、静寂の中で誰もがスローモーションで墜落していくような読後感。 「妻が有名女優」というステータスを手にしたヤスが、銀四郎のいない場で下っ端にパワハラする姿が哀れでもあり、社会の縮図にも見える。 戯曲から小説化したという本作。 やっぱり当時のつかこうへい劇団で観てみたかったな…
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見城徹氏の本で激賞されていたので、往年の名作を読んでみた。 ラストで小夏が出ていくとは思わなかった。。ヤスの特異な精神性は、程度の違いはあっても、日本人的な気もした。
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