冷麺 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かつて喫茶店に牛を登場させて(詩集「暇な喫茶店」より同題詩編)先輩詩人たちを困惑させたが、喫茶店のマスターの背中に、牛を感じただけで、突飛ではない。 彼女が落ち着いたというより、僕たちが(時代が)ようやく、彼女に追いついて来たのだろう。 僕も、かつての同人詩誌「群青」の盟友・こぐま星座さんも、多感な高校生時代に実存主義(「投企せよ!」「参加せよ(アンガージュマン)!」)の洗礼を受けたが、約10歳若い彼女は構造主義やポスト・モダン等の旋風を浴びたらしい。 生活から発想して、表現の飛躍を、楽しんでいるようだ。
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