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SKET DANCE(文庫版)(10) の商品レビュー

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2018/11/11

ついに、この「[文庫版]SKET DANCE」も(10)に到達 一ファンとして嬉しい、表紙を椿とキリが飾っている点も含め 人気投票に、個人ではなく、ペア部門があったのなら、間違いなく、この二人は上位に入ると思う。ボッスンとヒメコ、ボッスンと椿のペアとイイ勝負になるだろう あくまで...

ついに、この「[文庫版]SKET DANCE」も(10)に到達 一ファンとして嬉しい、表紙を椿とキリが飾っている点も含め 人気投票に、個人ではなく、ペア部門があったのなら、間違いなく、この二人は上位に入ると思う。ボッスンとヒメコ、ボッスンと椿のペアとイイ勝負になるだろう あくまで、これは、絵やデザインの素人である私の印象だが、キリが後ろに大きく描かれ、前で椿が小さく描かれているってのが、実に良い。深い傷を抱えていて、誰かに素直に「助けて」と言えないキリに、真正面から助けに向かう椿の熱さが伝わってくる表紙だ そんな表紙から、いきなり、グッと来させる(10)で、よりグッと来た三話を紹介したい 第163話「ラブリーバニーガール」 ストレートに、ボッスン、スイッチ、椿の女装姿は、インパクトが凄い。ここで好みが分かれるとは思うが、私的に、最も可愛い、と思ったのは、椿。まさかの事態に、頭が働いていないのか、「ぽやぁ」としちゃっているトコがストライク サーヤの時もそうだが、ボッスンは自分の目の前で、誰かが困っていたり、誰かから助けを求められたら、損得勘定抜きで、感情だけで助けちゃうよな。きっと、吸血鬼の女王が死にかけていて、助けて、と懇願して来たら、死ぬかもしれないのも覚悟で、血を飲ませちゃうんだろう しっかし、改めて、丹生さん、パねぇ、と思った。この『SKET DANCE』には、何人か怒らせちゃいけないキャラがいるけど、敵に回しちゃいけないキャラの筆頭は、間違いなく、丹生さんだろう 第165話「棒になった男」 シュールの一言に纏めたいところだが、何気に、ストーリーが感動系に分類されるような気もする 主人公を棒人間にするってだけでも、相当に攻撃的な挑戦であるのに、そこへストーリーの深さも付け加えてくるか、篠原先生。間違いなく、この話で、篠原先生の漫画家としての才は、一段階は上がったはずだ 自分に対して、厳しい態度を取っていたデイジーでも、困っていれば、その手を差し伸べる。ボッスンは棒スンになっても、カッコ良さは変わらない。そんな棒スンとデイジーが握手をガッチリと交わしたシーンには、私も目頭が熱くなってしまった 第178話「SOLITUDE-⑤」 色々と迷ったけど、やっぱり、表紙の事を冒頭で熱く語った以上、これを選ぶのが、ファンとしての礼と義かな、と 他の、学校を舞台にした作品にも共通する事だが、最低の教師は最低の人間だな、そう思う。例え、どんな相手でも、どんな事情があっても、暴力を用いる事は良くない。その上で言いたい、ボッスン、よく、そこでぶん殴った、と やっぱり、兄弟だな。自分にとって、大切な「何か」が、ゲスに踏みつけられた時にこそ、怒りが拳に籠る。兄弟揃って、良いパンチ持ってる、うん この台詞を引用に選んだのは、椿の成長を感じたので キリを変えたのは、椿もまた、恩人や仲間の存在で変わってきているからだ 自分を慕ってくれる存在に、その人の良さを引き出せる使命を与えられる、それもまた、上に立つ者として必要な能力だ 着実に、椿は良い生徒会長になりつつあるな

Posted byブクログ