靖國の精神史 の商品レビュー
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年末年始に勉強しようと選んだ。単純に靖国神社の立ち位置について学ぶことができるかと思って手に取ったが、聖徳太子から江戸時代の国学にいたる日本の基盤となる思想史についての学問的な解説だった。和辻哲郎の「家」の存続が日本人の精神の維持にとって必要であるとのこと。 「家」については、実際、団塊の世代と団塊ジュニア、本家と分離した核家族たちが小さな戸建やマンションにおいてどのように「家」を維持するのか。結局、地方で土地(=「家」)を継いだ者がよいということなのだろうか。
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