放課後のジュラシック の商品レビュー
2018年127冊目。思ってた以上にファンタジーしていた。ガッツリ児童書になると森さんの魅力が出しきれないのが勿体ない。擦れた大人になった今では少年少女のように素直な気持ちで読めないのが心苦しい。
Posted by
平穏な日常を退屈と捉えるちょっとませた小学五年生の樹羅野白亜。 彼女は魅力的な謎と刺激を求めて「探偵」を始め、小学校内の臥龍梅の根元に赤いハイヒールと赤い付け爪という不自然なものが置かれているのを発見する。 誰が何のために置いたのか、それを追う内に彼女は街の中に潜む古代生物に出会...
平穏な日常を退屈と捉えるちょっとませた小学五年生の樹羅野白亜。 彼女は魅力的な謎と刺激を求めて「探偵」を始め、小学校内の臥龍梅の根元に赤いハイヒールと赤い付け爪という不自然なものが置かれているのを発見する。 誰が何のために置いたのか、それを追う内に彼女は街の中に潜む古代生物に出会ってしまう…。 「ジュラシッ区」。 この物凄いパワーワードで力技にねじ伏せてくるこの作品。 タイトルから恐竜が関わってくるのは事前に分かっていたけれど、現代日本を舞台にしてどう登場するのかと思っていたら、まさかのそういう形か…! 児童書らしくスピーディーかつハラハラドキドキに多少の荒唐無稽さの味付けをした冒険活劇で、白亜程詳しくはないけれどジュラシックパーク全シリーズとREXを映画館で見た身としてはとても楽しめた。 ただトオルさんが正統派ヒーローで格好いいのに対し、雄一の扱いが最後まで不憫過ぎて可哀想というかちょっと笑える…。
Posted by
- 1