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アオハル・ポイント の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2024/08/08

暗い青春ストーリーもの。主人公の考え方にはものすごく共感できる部分があると同時に行動力の差やいじめられた後でも再び学校に行く勇気など、自分との違いを感じた。人には、それぞれイケメン、ブサイク、陰キャ、陽キャなどのスペックがあり、生まれた環境や本人の能力によってそれぞれのポイントが...

暗い青春ストーリーもの。主人公の考え方にはものすごく共感できる部分があると同時に行動力の差やいじめられた後でも再び学校に行く勇気など、自分との違いを感じた。人には、それぞれイケメン、ブサイク、陰キャ、陽キャなどのスペックがあり、生まれた環境や本人の能力によってそれぞれのポイントがあって、そうした自分の身の丈にあった行動を取らなければならないという雰囲気は確かに感じるが、それでも最大限自分を高めていけるよう努力を続けることが大切だと感じた。

Posted byブクログ

2023/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青木直人 金属バットで頭を殴られた後から、人の頭の上にその人の価値を表す数字が見えるようになった。53。身だしなみを整えると54になる。十五歳。 成瀬のことが好き。 曽山文隆 筋肉質で引き締まった顔つき。78。 成瀬の元カレ 成瀬心愛 直人のクラスメイト。74。多分、学年で一番かわいい。たまに視聴覚室で直人と少女漫画の話をする。 春日唯 直人のクラスメイト。42。バカの春日。ダサくて、微妙に空気も読めない。曽山のことが好き。 心愛の姉 直人の家の近所のコンビニでバイトしている。68。 宮内コウ 直人の姉の元恋人。フリーター。二十六歳。36。 瑞樹 直人の姉。

Posted byブクログ

2023/04/24

作者の佐野徹夜さんが「外聞だけ気にして積み上げてきたポイントは、自分にとってなんの価値もないゼロポイントだった」と思った経験から書かれたところがいいなと思いました。

Posted byブクログ

2022/11/12

私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これは私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世...

私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これは私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世界で生き残っていくためには必要なことなのだと思う。でもこのポイントだけが人間の価値を全て表すものではないとこの話を読んで思った。ポイントで表せないような相手を深く知った上で見えてくる相手の芯みたいなもの、そういうものが真の価値を作るのではないかと思った。 この先必ず就職だったり結婚だったり相手のポイントに左右されることはあると思う。そんなどうしようもない自分も受け入れて自信を持って生きていこうと思う。大切なのはポイントだけではないということを胸に刻んでおくことだと思う。

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2021/10/02

設定を活かしきれていない。面白くなかった。 面白くない理由を探そうと思うほどではないし、印象に残らない話だった。 本を買ったことを後悔する本だと思った。

Posted byブクログ

2021/09/09

主人公の男の子が可哀想なところが多数。後半の行動は共感するのが難しい。思春期特有の感情はすごく伝わってくる。

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2021/03/26

流石佐野先生といった非現実と現実の境界を曖昧にして書く作風が大好きです。ただ他の作品と比較して非現実に飛躍し過ぎている(-2)な印象でした。

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2021/03/18

青春物初めて読んだ。さらさらっと3時間くらいで読み切れた。ポイントまではいかなくても、普段の生活で、能力をこの人より上 とか この人より下 とか比べて考えてしまうことがある。比較することに慣れてしまっている自分を発見できた。比較する前でも後でも、人の大切な軸になる部分を見落とした...

青春物初めて読んだ。さらさらっと3時間くらいで読み切れた。ポイントまではいかなくても、普段の生活で、能力をこの人より上 とか この人より下 とか比べて考えてしまうことがある。比較することに慣れてしまっている自分を発見できた。比較する前でも後でも、人の大切な軸になる部分を見落としたくないなぁって感じた。

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2020/05/18

自分の気持ちより絶対的な値は優先される。 わからない方が自分らしくいられたり、成長できたりするものもある。 ただ、何か答にすがりたくてすがりたくてたまらない。いつもあるはずのない正解を捜してしまう

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2020/05/02

苦しい。 なんだかんだ言ってるけどさ、君たちみんな私から見れば100点なんだよ。ポイント持ちすぎてこぼれてるぐらい。 それは私が、自分には何もないって思っちゃってるからなのかもしれないけど、この本読む限り、君たちみんな素敵だよ。 曽根君のやってることは最低だけどね。 でもそれもひ...

苦しい。 なんだかんだ言ってるけどさ、君たちみんな私から見れば100点なんだよ。ポイント持ちすぎてこぼれてるぐらい。 それは私が、自分には何もないって思っちゃってるからなのかもしれないけど、この本読む限り、君たちみんな素敵だよ。 曽根君のやってることは最低だけどね。 でもそれもひとつの自分の持ってるものの使い方。 その正しい使い方を教えてくれる人が誰もいなかったんだろうな。 先生たち何の役にも立ってないものね、この学校。 悲しい。 だからこんな苦しい思いしなきゃいけない、誰も生き方は教えちゃくれない。

Posted byブクログ