最後の「愛してる」 の商品レビュー

前田朋己(著者)

2024/01/22

弘子さんの事は知ってたけど、まさかの未読だったので今頃手に取ってみた。
タイトルが切ない。。

ご冥福を祈るしかない。

2023/02/07

これ本当に泣ける。
最後の方写真が出てくるんだけど旅行とか日記とか…日記の写真で読めるとこ読んでたら本当に泣けてくる。幸せだったんだろうなって思えた。

2021/11/03

｢人生のフルコース｣
結婚・出産など女性の多くが夢としていることを弘子さんは叶えたいと思っておられました。19歳という若い年齢で発症した肝臓ガン。ガンに負けず頑張ろうという弘子さんの強さが感じられました。

2020/07/16

自分が死ぬ怖さ、大切な人が死ぬ怖さが書かれていて、ノンフィクションなだけあってすごく命の重さに気付きました。今を必死に生きる姿にとても感動しました。今生きてることは当たり前なんかじゃなくて奇跡なんだということを胸にこれから先生きていきたいと思いました。

2019/03/28

19歳でガンを患い、余命宣告を受けた享年25歳の女性。病気に負けずに全力で生き抜く姿。彼女を1番近くで見守り、支え、ともに闘ってきた夫。意外な出逢いから始まり、別れの時まで。

いま自分が生きてること。自分の大切な人達が生きてること。
１人の女性の全力で今を生き抜く力に深く感銘を受けて、支えた夫の愛の深さを知った。

2018/11/18

彼女のtwitterアカウントには、
いろんな個性をもった、ただの人
とある。

彼女は肝臓がんを患っただけのただの人である。

それなのに、人は偏見で、若くしてがんを患ったかわいそうな人だと決めつける。たったひとつ、病気が見つかっただけで。どんなに苦しかったことだろう。自身が病と向き合うことだけでも精一杯なのに、他者から注がれる悲しみの視線は彼女をどれだけ死の恐怖へ追い詰めただろう。

夫の前田さんは彼女を病気ではなく、人として見つめ、最期まで支えた。弘子さんのすこしわがままで、たまにわけもわからず乱暴になるところ。でも前田さんを心から愛しているところ。そんな素直な姿はまさしく病に冒された山下弘子さんではないことが伝わってきた。

弘子さんが教えてくれた愛に、涙がとまらなかった。
そして今なお、複雑な心中にいる旦那さんが真実を余す所なく伝えてくださったことに心から感謝したい。