冒険起業家 ゾウのウンチが世界を変える。 の商品レビュー
なんかすごい、波乱万丈で濃厚な生き方、読んでる分には楽しいけど、実際大変だろうな。「真似できない、その突破力」 この人のエネルギー源はなんなんだろう。これからも、何か楽しそうなことするんだろうな。
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ソトコトで紹介されていたので気になって即買い。 スリランカで象のウンチから紙を作る人生って、どうやって生きてきたらそうなるの? その人生は偶然から始まった。 東京で外国人に道を聞かれ、さらにはその外国人から金を貸してくれと言われ(ホテルでAVを見過ぎたら超過料金を取られ...
ソトコトで紹介されていたので気になって即買い。 スリランカで象のウンチから紙を作る人生って、どうやって生きてきたらそうなるの? その人生は偶然から始まった。 東京で外国人に道を聞かれ、さらにはその外国人から金を貸してくれと言われ(ホテルでAVを見過ぎたら超過料金を取られたから)、そこで一万円を貸したことから男の人生が変わった。 もともとは高卒で学歴もなく、海外に行ってみようとワーキングホリデーでオーストラリアに飛び、会社の面接にはTシャツ短パンで乗り込み、帰国後は自らの会社を設立すべく昼は会社勤めで夜は築地のアルバイト。 直情的な人間なのだ。 やろうと思ったことは、とりあえずやってみる男だ。 ある日、国際電話がかかってくる。 電話に出ると、いつか一万円を貸した男だった。 自分の結婚式に招待するから、スリランカまで来てくれ(旅費は手弁当で)という。 この旅が男の人生を変え、スリランカの国すら巻きこむ大事業へと変わっていく。 学は無いと本人は書いているが、何か問題にぶつかったときに本気で必要なことを自ら学ぶ姿勢がすごい。 俺だったら、誰か知ってる人に聞けばいいから、自分がその知識を知る必要がないと考える。 だけど、筆者はコンサルタントが金に群がってくるのを体験して散々な目にあっている。 だから、自ら調べて行動する。 決断の連続だよ、人生は。 ノーリスク、ローリターンの世界を生きる小賢しい俺たちへの反乱の書。
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始めは笑いながら読んでいたのに、ドキドキハラハラで最後は涙が出るほど感動。こんな人生があるのかと思いました。根底に誰かのためにという信念があるから、こんなに感動させるのだと思います。
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こんなことがあるのか? 現代の「わらしべ長者」。長者になったかどうかは定かではないけど。 ありえない出会い。アポなしで首相や都知事に会おうと来日した「破廉恥な仏教徒」スリランカ人ティトとの偶然の出会い。その出会いが導く、不思議な、魑魅魍魎とした起業の物語。 ティトの結婚式...
こんなことがあるのか? 現代の「わらしべ長者」。長者になったかどうかは定かではないけど。 ありえない出会い。アポなしで首相や都知事に会おうと来日した「破廉恥な仏教徒」スリランカ人ティトとの偶然の出会い。その出会いが導く、不思議な、魑魅魍魎とした起業の物語。 ティトの結婚式に招待されて内戦の最中のスリランカへ。そこで見たゴミの山。そこから始まるペットボトル再生事業。金脈とみたか、それにたかる××財団やその周辺の人々。多くの税金が無駄に使われていく様子も活写。スリランカの市井の魅力的な人々、大臣も活写される。 とにかく初めてしまえば、そこに新しいつながりができる。オーストラリア留学、パートナーとの出会い、築地での金策、それまでの準備があったからティトと出会い、そこから始まる出会いの連鎖がゾウのウンチビジネスまで一気に繋がっていく。今では、日本中の、また世界の多くの動物園でゾウのウンチグッズが販売されている。そしてそれは、スリランカのゾウと自然を保護し、そこに暮らす人々を幸せにしている。 僕たちは、多分誰もが「ティト」と出会っている。でも、多くは「幸運の女神には前髪しかない」ことに、ずっと後に気づくことになるのである。あるいは、死ぬまで気づかないのかもしれない。準備をしているものだけが、夢を真剣に追っているものだけがその前髪をつかむことができるんだなー、という本。 文章もうまい。とにかく読ませる。
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「冒険起業家 ゾウのウンチが世界を変える。」 世間知らず力で偶然の幸運を摑み取れ! 激レアさんに出演した植田紘栄志さんの自伝。激レアさんを見た人からすれば既知であるが、エロビデオを視聴し過ぎて代金が支払えなくなって困っていたスリランカ人・ティトに1万円を貸してあげた親切な人。...
「冒険起業家 ゾウのウンチが世界を変える。」 世間知らず力で偶然の幸運を摑み取れ! 激レアさんに出演した植田紘栄志さんの自伝。激レアさんを見た人からすれば既知であるが、エロビデオを視聴し過ぎて代金が支払えなくなって困っていたスリランカ人・ティトに1万円を貸してあげた親切な人。この何気ない親切な出来事が、後のうんちを巡る波乱万丈な人生に大きな影響を与えるのである。 当然、番組よりも詳細なことが記載されている。普通の人が体験し得ない世界。第1章ハレンチな仏教徒では、ティトとの出会いから築地でのあんちゃんのエピソード、ティトの結婚式にその後の謎の行脚、そしてダンプヤードと怒涛の展開が語られる。個人的には、ロマンティックな立ち小便とスリランカ人の人類愛と妙な軽さ(まともな日本人だったらまずこうはならない)がとりわけ印象深い。 ただ、あれよあれよとエコ専門家としてティト達に祭り上げられる所は、自分に置き換えたら肝を冷やしてしまう。これだけで冒険記と名付けてしまって良いのでは無いかと思った笑。 怒涛の第1章から、信用して良いか否か判断つきにくい日本人も現れながら、まずやってみっか!やるからには最後には成功するぞ!と言う熱がエンジンの如く回転しまくっていく紘栄志さんには、スゲェな、の一言。まさに冒険記に相応しい一冊。 ◆最後に振り返ると そもそも、波乱万丈な人生に大きな影響を与えたティトもかなり謎な人物だよなと笑。1万円を貸して貰った恩で紘栄志さんに電話を掛け、結婚式に招待したいと言い出す。それも、旅費は出せないが、ビジネスチャンスはスリランカにたくさんあるよという言葉添えと共に。 もし自分だったら、、、、近くに行く用があっても結婚式に出るかな?そんな勇気あるかな?面倒に億劫にならんかな?と考え、で、多分行かないし、行けないなと笑。でも、行く決断が出来る人ってやっぱいるんだなと。そういう決断力がある人はやっぱ凄いなと。
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冒険起業家植田紘栄志(うえだひさし)さんの自社出版書「ゾウのウンチが世界を変える。」を読んだ。 2018年9月に丸の内プラチナ大学で植田さんの講義を聞き、破天荒な人生とバイタリティに圧倒された。その時本人から紹介されたのがこの本だ。当時はまだ束見本だった。 植田さんは東日本大...
冒険起業家植田紘栄志(うえだひさし)さんの自社出版書「ゾウのウンチが世界を変える。」を読んだ。 2018年9月に丸の内プラチナ大学で植田さんの講義を聞き、破天荒な人生とバイタリティに圧倒された。その時本人から紹介されたのがこの本だ。当時はまだ束見本だった。 植田さんは東日本大震災をきっかけに、東京から広島県芸北町へ移住した。田舎は発信しなければならないと言う。Youtubeや地元のテレビで発信していたが、さらに書籍で発信したいと考えて、自ら出版社を作ってしまった。その第1号が植田さん自身の著作になるこの本だ。 この本にはノンフィクションとは思えない波乱万丈な、まさに冒険起業家としての手に汗握る半生が描かれている。 学歴社会を脱してオーストリアに渡る。 偶然都内で道を聞かれたスリランカ人に1万円を貸した縁で激しい内戦の国スリランカに行く。 助成金獲得の騒動に振り回されながらも、有り金をつぎ込んでスリランカにペットボトルリサイクル工事を作る。 赤字続きの中、工場に闖入したゾウの縁で、ゾウの糞の再生紙の生産ラインを残りの資金を全て作る。 スリランカでの事業を兄弟のように一緒に進めてきた友人を亡くす。 東日本大震災を機に東京からひろしまの芸北町に移住する。 まるで映画を観ているようだった。植田さんはインディ・ジョーンズが大好きで、いつもハリソン・フォードが被っているインディ・ジョーンズ・ハットをトレードマークのようにかぶっている。(植田さんの会社のサイトではインディ・グッズを売っている。 ) この本からのメッセージは 「あまり深く考えずに、まずは何でもさっさとやってみる」 「自分の直感を信じる」 だ。 自分も自分を信じて、あれこれ考えあぐんでいないで、やりたいことを実行していきたいと思った。元気の出る、やる気の出る本だ。
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