威風堂々惡女 の商品レビュー
最下層に属する奴婢である主人公は ある日殺され、気が付けば元凶になっていた。 親からも助けてもらえないばかりか それを利用しようとする現実。 心壊れなくて良かった、というのもありますが 一体どういうシステムになっているのか、謎です。 選択が分かれる場所に戻される現実に 何が起...
最下層に属する奴婢である主人公は ある日殺され、気が付けば元凶になっていた。 親からも助けてもらえないばかりか それを利用しようとする現実。 心壊れなくて良かった、というのもありますが 一体どういうシステムになっているのか、謎です。 選択が分かれる場所に戻される現実に 何が起こって、どこへ導かれるのか。 最初の主人公から、別の次元へ進んで行っています。 理想の未来はつかめるのでしょうか??
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2023/12/02 最初の胸糞悪さがすごい。玉瑛は雪媛になったのに、青嘉は青嘉になるんやなと。老人の先生まさかの親戚。
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中華風ファンタジーというか、SF的ともいえる設定。 奴婢の少女が、過去の寵姫にタイムスリップ?転生? 尹族の少女・玉瑛。 聡明で美しいが、貴族の屋敷で下女として働き、虐げられていた。 瑞燕国では尹族は最下層。 その原因は、尹族出身だった皇帝の愛妾・柳雪媛にあった。かって権勢をほ...
中華風ファンタジーというか、SF的ともいえる設定。 奴婢の少女が、過去の寵姫にタイムスリップ?転生? 尹族の少女・玉瑛。 聡明で美しいが、貴族の屋敷で下女として働き、虐げられていた。 瑞燕国では尹族は最下層。 その原因は、尹族出身だった皇帝の愛妾・柳雪媛にあった。かって権勢をほこり、あまつさえ謀反を起こそうとして倒されたのだ。 さらに、「尹族国外追放」の勅命が出て屋敷を追われた玉瑛は、騎兵に斬られてしまう。 ところが、意識を取り戻したとき、周りにかしずく女官たちに「雪媛様」と呼ばれる。 憎んでいた過去の女性に生まれ変わった玉瑛。 虐げられる様子が生々しく、それだけに過去をやり直し、未来の尹族が虐げられないようにしようと決意する激しさは理解できます。 あざといぐらい、グイグイ引き込むような活気のある文章。 時代的には、唐に近い雰囲気だろうか… 古代中国の、遣唐使が行った国ですよ。 しかし、この設定でどう展開していくのか? 1巻だけではわからない! 2巻がまた、予想外の展開となります。 その後は、華流歴史ドラマをたくさん見ている人間にとっては、わかりやすいモチーフが多いのですが、史実に基づかないので、展開は予想できません。 これは面白い!
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そのまま大きくなって頑張ると思いきや、転生ものと思いきや、そういう方向になるか〜と楽しい 強く生きる感じ楽しい オレンジ文庫はコバルト文庫みたいなかんじなのかなあと思ったりする
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えぇええ、転生的なタイムリープ系の中華ファンタジーって斬新!狡猾かつ妖艶で気っ風の良い喋り方をする主人公好き!さらに徐々に過去がリンクして、聡明かつ公正な人柄と若干の弱さが見え隠れしつつ恋が芽生え…るの?ないのどっち?みたいな展開大好き!!ここで終わるのー!?って思ったけど、まだ...
えぇええ、転生的なタイムリープ系の中華ファンタジーって斬新!狡猾かつ妖艶で気っ風の良い喋り方をする主人公好き!さらに徐々に過去がリンクして、聡明かつ公正な人柄と若干の弱さが見え隠れしつつ恋が芽生え…るの?ないのどっち?みたいな展開大好き!!ここで終わるのー!?って思ったけど、まだまだ続くようで先が楽しみです。
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ある種のピカレスクロマンなのかな、主人公の張り詰めた感じがカッコよくて、どうなるのかとハラハラしながら読んだ。 伊族に生まれたがゆえに酷い扱いをうけて殺された娘が、気がつくと別人に転移していた。しかもそれは、伊族が虐げられる原因となった皇帝の側室。主人公は、未来の己が、普通の女の...
ある種のピカレスクロマンなのかな、主人公の張り詰めた感じがカッコよくて、どうなるのかとハラハラしながら読んだ。 伊族に生まれたがゆえに酷い扱いをうけて殺された娘が、気がつくと別人に転移していた。しかもそれは、伊族が虐げられる原因となった皇帝の側室。主人公は、未来の己が、普通の女の子が、安心して生きられるような世の中を作るため、かの側室が成し遂げられなかった「自らが皇帝となる」ことを目指す。 雪媛の複雑なキャラがとても魅力的。誰もが普通に暮らせる世を作ろうと手を差し伸べる一方で、前世で自分をひどい目に遭わせた人物だからと赤子を殺そうとする。常に理性的であるようでいて、時折その仮面が剥がれ落ちる。 彼女は前世で自分を殺した将軍・青嘉をそばに置くのだけれど、この二人の関係性がいい! 終盤、愚直に主に仕える青嘉が雪媛に言った言葉、そして雪媛の「行こう」という一言に含まれる遠大な意味。 惡女かくあるべし!
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瑞燕国で最も虐げられている尹族の玉瑛は殺されて、気がつくと何十年も前の皇帝の寵姫の同じく尹族の雪媛になっていた。未来を知っていることを武器に雪媛の奮闘が始まる。最後は女帝となって、民族も性別の区別のない国づくりを目指すのだ。ここに後の将軍の青嘉が絡んでくる。 いわゆる転生ものだが...
瑞燕国で最も虐げられている尹族の玉瑛は殺されて、気がつくと何十年も前の皇帝の寵姫の同じく尹族の雪媛になっていた。未来を知っていることを武器に雪媛の奮闘が始まる。最後は女帝となって、民族も性別の区別のない国づくりを目指すのだ。ここに後の将軍の青嘉が絡んでくる。 いわゆる転生ものだが、雪媛の理想とする国づくりは、人類の永遠のテーマだろう。尹族の繁栄のみを考えないところがぐっとくるところ。青臭さを感じさせないのもいい。
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ひと捻りある転生もの。 キャラクターそれぞれが個性的で魅力的で関係性も面白い。 清濁あわせ持った意志が強くて行動力のある有能な主人公とか、最高です。
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