「リンゴの唄」の真実 の商品レビュー
戦争中軍歌を教育で学習せざるを得ずの状況から、敗戦して戦争関連のことを軍歌含め全て禁止された。じゃあ人は何の歌を歌えば良いのか 歌は良くも悪くも人の心を動かしたり、励ましたり、団結させたりしてきたと。軍歌も同様。 歌は言葉を乗せるから武器にもなるし刃物にもなると。 敗戦した日...
戦争中軍歌を教育で学習せざるを得ずの状況から、敗戦して戦争関連のことを軍歌含め全て禁止された。じゃあ人は何の歌を歌えば良いのか 歌は良くも悪くも人の心を動かしたり、励ましたり、団結させたりしてきたと。軍歌も同様。 歌は言葉を乗せるから武器にもなるし刃物にもなると。 敗戦した日本は何を歌って団結したら良いんだという混乱からリンゴの唄誕生に向けて、大ヒットの裏とそこから前を向いてきた人々のお話。 歌唱は娯楽であると同時に人のもやもやした心を明確にするというか、力があるからこそ大切に歌い継いでいく必要があるし、これからも歌を歌える自由があるからこそ責任も大切にしたいですねえ
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~赤いリンゴに唇よせて だまって見ている青い空♪~サトウハチロー(佐藤愛子の異母兄)作詞、万城目正作曲、並木路子歌「リンゴの唄」、1945年。ここのところ「令和初めての~~」がもてはやされてる感がありますが、「リンゴの唄」、戦後初めての流行歌でした。終戦後の日本人の心象風景を象徴...
~赤いリンゴに唇よせて だまって見ている青い空♪~サトウハチロー(佐藤愛子の異母兄)作詞、万城目正作曲、並木路子歌「リンゴの唄」、1945年。ここのところ「令和初めての~~」がもてはやされてる感がありますが、「リンゴの唄」、戦後初めての流行歌でした。終戦後の日本人の心象風景を象徴する歌。この本は「リンゴの唄」の誕生過程から大流行迄をドキュメントしたノンフィクションです。さっと一読しました。永嶺重敏 著「リンゴの唄の真実」、2018.10発行。
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