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完全版 「20円」で世界をつなぐ仕事 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/03/02

世界では、飽食による健康問題と、貧困による飢餓が同 時に発生しています。著者は、そんな不均衡な食料問題を 改善するために、企業の食堂等で寄付金を上乗せしてヘ ルシー料理を提供し、その寄付金でアフリカの子ども達に 給食を提供する「T F T(テーブルフォーツー)」という画期的なビジ...

世界では、飽食による健康問題と、貧困による飢餓が同 時に発生しています。著者は、そんな不均衡な食料問題を 改善するために、企業の食堂等で寄付金を上乗せしてヘ ルシー料理を提供し、その寄付金でアフリカの子ども達に 給食を提供する「T F T(テーブルフォーツー)」という画期的なビジネスに取り組んできました。その10年間の成果を紹介しながら、社会事業を仕事にする新しい働き方を提案します。

Posted byブクログ

2022/04/27

ボランティアだと思っていた社会事業への認識が改められた。 どんなきっかけでこの行動をとってどんな壁があってどう対処したのかが分かりやすく書かれている。しかも社会事業というあまり馴染みのない世界の話だったのでどれも新鮮で面白かった。 私は取れないだろうなと思うような行動をどんどん取...

ボランティアだと思っていた社会事業への認識が改められた。 どんなきっかけでこの行動をとってどんな壁があってどう対処したのかが分かりやすく書かれている。しかも社会事業というあまり馴染みのない世界の話だったのでどれも新鮮で面白かった。 私は取れないだろうなと思うような行動をどんどん取っていく著者に感服した。行動力,判断力の素晴らしかった。見習いたい。 変革は焦ってはいけない,多くの人の小さな力を継続的に集めて世界を変えていくという考えは常に持っておきたいと思った。

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2020/05/15

社会事業は誤解されることが多いが、提携する企業の方にも、最後まで丁寧にTFTの考えを説明する姿勢が素晴らしいと思った。地球規模で人々を救いたいという確固たる意志を感じた。

Posted byブクログ

2019/05/06

自分と同じ歳の人がやっていることに驚愕。 というか、自分が著者に比べて10年遅れている事実に驚く。 TFTの寄付する側も、される側も問題が解決できると言う仕組みは素晴らしい。 ともかくも、読んでいてとても元気が出る本。

Posted byブクログ

2019/03/03

Table for Twoの活動では、食堂などの低カロリーメニューに20円の寄付代金を上乗せする これにより先進国の健康と貧困国での飢餓という二つの社会課題を解決しようとしている 社会事業も普通のビジネスと同じで利益を得なければならないが、得た利益を社会のために使う点が異なる ...

Table for Twoの活動では、食堂などの低カロリーメニューに20円の寄付代金を上乗せする これにより先進国の健康と貧困国での飢餓という二つの社会課題を解決しようとしている 社会事業も普通のビジネスと同じで利益を得なければならないが、得た利益を社会のために使う点が異なる 多くの人は良いことを行いたいと思っている 社会起業家とは、人が気軽に良いことを行える仕組みを作る人 そういう仕組みをもっと作っていかなければならない

Posted byブクログ

2018/11/04

2018年55冊目。 新章追加の復刊版の本書を本屋さんで見つけたとき、約10年前に旧版のこの本に出会った日を思い出して、一瞬時間が止まった。動き出す勇気をもらい、人生を大きく変えてくれた一冊。 TABLE FOR TWOが立ち上がった当時、世界人口のうち、約10億人が飢餓で苦...

2018年55冊目。 新章追加の復刊版の本書を本屋さんで見つけたとき、約10年前に旧版のこの本に出会った日を思い出して、一瞬時間が止まった。動き出す勇気をもらい、人生を大きく変えてくれた一冊。 TABLE FOR TWOが立ち上がった当時、世界人口のうち、約10億人が飢餓で苦しみ、同じく約10億人が肥満や生活習慣病に苦しんでいた。その食の不均衡を同時に解消するのがこの活動。先進国の社食やレストランに20円の寄付金付きヘルシーメニューを導入し、その20円が途上国の学校給食1食に変わる。1食食べると1食届き、どちらも健康になれるこの仕組みに惚れ込み、在学していた大学をはじめ普及する活動にのめり込んだ。 今でもこの本に出会ってから持っている想いは変わらない。誰もが「いま、ここ」でできる「世の中にちょっといいこと 」を無駄にしないで実践し、1人の100歩よりも100人の1歩ずつで世界を住みよい場所にしていく。TABLE FOR TWOはそれをできる仕組みだと思うし、もっと広がっていって欲しい。そしてかつての僕みたいに、これをきっかけに踏み出せる人が増えて欲しい。 変わらずにそう思うからこそ、この復刊は本当に嬉しい。

Posted byブクログ