日米衝突の萌芽 の商品レビュー
セオドア・ルーズベルト政権が日本のせなかを強くおした。日本の朝鮮併合も、南満州を基盤にした支那大陸東北部への進出もアメリカの外交的了承と後押しの中で遂行された。この姿勢はパリ講和会議まで変わらない。これ以降次第に冷ややかになっていく。それが日本国内の反米感情を生み、たとえ米国の後...
セオドア・ルーズベルト政権が日本のせなかを強くおした。日本の朝鮮併合も、南満州を基盤にした支那大陸東北部への進出もアメリカの外交的了承と後押しの中で遂行された。この姿勢はパリ講和会議まで変わらない。これ以降次第に冷ややかになっていく。それが日本国内の反米感情を生み、たとえ米国の後押しがなくてもアジア解放を求める動きとなった。
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言わずと知れた超力作。著者の『日本開国』『日米衝突の根源』そして本書と読み継いでくると、日米が衝突に至るまでの歴史の構図が…見え方がかなり変わりますね。 歴史的にはこの後に「パリ講和会議」が続く訳で、そこでの日本代表を含めたやり取りの経緯も詳しく知りたくなりましたが、どうもそこに...
言わずと知れた超力作。著者の『日本開国』『日米衝突の根源』そして本書と読み継いでくると、日米が衝突に至るまでの歴史の構図が…見え方がかなり変わりますね。 歴史的にはこの後に「パリ講和会議」が続く訳で、そこでの日本代表を含めたやり取りの経緯も詳しく知りたくなりましたが、どうもそこにフォーカスした良書は…絶版になっておらず入手可能なものとしては…残念ながらどうもあまり無さそうですね…
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