あとがき の商品レビュー
多分片岡義男の中では、書くことと考えることはつながっているのだろう。物事について批評的に捉え、そしてそれについて理知的に考える(その過程で自分の中で「彼女」を召喚させ、自己内対話に励む)。そうして得られたものについて書く。そうすると書いたものが彼の眼前に現れ、彼は読者として彼の書...
多分片岡義男の中では、書くことと考えることはつながっているのだろう。物事について批評的に捉え、そしてそれについて理知的に考える(その過程で自分の中で「彼女」を召喚させ、自己内対話に励む)。そうして得られたものについて書く。そうすると書いたものが彼の眼前に現れ、彼は読者として彼の書いたものを読むことになりさらに思考は膨らむ。そうしたサイクルを自然体で行っているところに彼の強みがあるのだろうと思う。本を「あとがき」から読むくせのある私としてこの企画は非常に面白く思い、片岡の芸達者(?)な側面を知ることができた
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存命だと知らなかった!(失礼) あとがき、とあるが本当にあとがきを集めた本でした。 'アメリカ' basedの人なので合わないところもあったけど、金言も少し。
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