【廉価版】手塚治虫のさらに奇妙な話 の商品レビュー
(私の個人的嗜好に基づいた、あくまでも個人的な感想です。手塚治虫やその作品やそのファンの方々を貶める意図はありません) 2つに折って真ん中でホチキスで止めた週刊誌サイズの体裁。 「奇妙な話」ということですが、私の受けた感想はどちらかというと 「残酷・タブー実話」 です。 ...
(私の個人的嗜好に基づいた、あくまでも個人的な感想です。手塚治虫やその作品やそのファンの方々を貶める意図はありません) 2つに折って真ん中でホチキスで止めた週刊誌サイズの体裁。 「奇妙な話」ということですが、私の受けた感想はどちらかというと 「残酷・タブー実話」 です。 まず良い方から。 本書のベスト1は『新・聊斎志異 お常』でしょう。 本編に入る前にマクラがあって落語のような語り口。豊富なページ数を存分に活かした構成です。 『I.L 蛾』はどんでん返しというか、結末が驚き。 『I.L』は読んだことないのですが、どんな設定なんでしょうか。一言解説が欲しい。 (以下、私の個人的嗜好に合わなかった作品。決して手塚治虫やその作品・そのファンの皆様をけなしているわけではありません) 『アトムの最後』は悪い意味で“奇妙”な作品。 本当に手塚治虫が描いたのでしょうか?たちの悪い模倣作を読まされているような感じ。登場キャラの性格が異常で展開も気持ち悪い。後味が非常に悪い作品です。 この作品についてアマゾンカスタマーレビューで解説されている方がおられました。 読み切りの形で描かれた巻で、当時の手塚先生は精神的に悪い状態だったそうです。 その方も書かれていましたが、やはり過去の作品を再編集して発売する場合、初出データだとか作品解説だとか時代背景だとか入れるべきでしょう。 単に集めて本にして売っただけでは楽な商売で安直過ぎます。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2018/11/20/063814 【アンケート実施中です!ご協力お願いします!】 過去の作品を編集してアンソロジーを発売する場合、解説を付けてほしいと思いますか? http://blog.with2.net/vote/v/?id=200512
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