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レシピ買います の商品レビュー

3.1

16件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2023/02/09

ゴリゴリの京言葉でやり取りしつつ、食材や料理を繊細に表現していて、二つの異文化を体験している気持ちになれて楽しかった。ストーリーは人情物で水戸黄門や大岡忠相を連想させる。

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2022/09/21

長年やってきた洋食屋。丁寧な仕事をしてきた誇りのメニューを受け継ぎたい思いは小学三年生の女の子に受け継がれた。病気で嚥下障害を患う母親においしいものを食べたいという気持ち。それを叶えるアイデアは心のこもったものだった。 一口サイズの食べやすいオリジナルおでん。 店主が口をつぐむ廃...

長年やってきた洋食屋。丁寧な仕事をしてきた誇りのメニューを受け継ぎたい思いは小学三年生の女の子に受け継がれた。病気で嚥下障害を患う母親においしいものを食べたいという気持ち。それを叶えるアイデアは心のこもったものだった。 一口サイズの食べやすいオリジナルおでん。 店主が口をつぐむ廃業の理由は父と娘の互いを思いあう絆にあった。人と人との縁の不思議と運命を動かす大きなちからを感じた。

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2021/10/08

京都が好きな人向けに書かれた本なのかな? 自分にはあまり合わなかった。 話自体はさらっと読めるけど、登場人物に惹かれないし、ご飯も食べたいと思わなかったし、響くものが無かった。 その中で京都大好き登場人物がちょっと鼻につく。 ぼーっと読むには向いてる小説かな。 レシピ買い取り...

京都が好きな人向けに書かれた本なのかな? 自分にはあまり合わなかった。 話自体はさらっと読めるけど、登場人物に惹かれないし、ご飯も食べたいと思わなかったし、響くものが無かった。 その中で京都大好き登場人物がちょっと鼻につく。 ぼーっと読むには向いてる小説かな。 レシピ買い取りしている場所は素敵。

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2021/06/27

柏井壽氏のグルメ小説。レシピを買うと言っても、商売気がある訳でなく、人情物です。グルメ、人情話、ふく梅さんのお色気と面白い要素は十分です。自分は気になりませんでしたが、京都弁が気になる人にはちょっとしつこいかもしれません。

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2021/02/08

柏井さんの新しい京都グルメもの。京都市郊外に住んではいるが、全く縁のない食べ物なんだけど、つい読んでしまう柏井さんの本。これも鴨川食堂に続いてドラマ化して欲しいものだ。メインはグルメなんだけど、それにまつわる話がうまいんだよな、柏井さん

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2021/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

京都白川の辰巳大明神から巽橋を渡る。路地灯りの灯る末吉町の『和食ZEN』。 ZENの料理人、淳、売れっ子の芸妓ふく梅、市役所勤務の木原の三人は、食通として名高い小堀善次郎の命を受け、とびきりのレシピを買い取るため、情報収集に努めている。 「そのレシピ、売らはる気ぃはおへん?」 老舗料亭の元料理長が京都御所で出した源平焼 江戸前と関西寿司のいいところをひとつにした小袖くずし 甥に店のタレを盗まれた焼肉屋のすすぎタレ 信州の旅館の松茸の土瓶蒸し 街のレトロな洋食屋のオムライス 駐車場の屋台のひと口おでん メインの料理も美味しそうだけど、ZENのお酒と料理が食べたい! 京都人の人情にもふれてホロリとくるお話たち。 ふく梅さんの語りから始まると、むかーし、ノリピーが舞妓さんやってたドラマを思い出す。 全然違うんだけど、なんとなく。 あのドラマ好きだったなー。

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2020/05/03

唯一無二のレシピを高額で買い取る小堀商店。芸妓さんや市役所職員たちが隠密チームみたいで面白い。レシピを売る側のドラマもそれぞれ良かった。どれも美味しそう。

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2020/03/02

このまま無くなっては惜しい店、惜しい料理を買い取るという不思議なエージェントの物語。 京都の百貨店の相談役である小堀善次郎の下で、買い取るべき価値ある料理を探すのは、芸妓ふく梅、小さな割烹店の店長森下淳、市役所の相談室副室長の木原裕二。 田舎者の僻みか、うわぁ、と最初は腰が引...

このまま無くなっては惜しい店、惜しい料理を買い取るという不思議なエージェントの物語。 京都の百貨店の相談役である小堀善次郎の下で、買い取るべき価値ある料理を探すのは、芸妓ふく梅、小さな割烹店の店長森下淳、市役所の相談室副室長の木原裕二。 田舎者の僻みか、うわぁ、と最初は腰が引けた。 こういう「文化に貢献してます」っていう旦那衆かあ。 京都のお座敷で磨かれた味覚を持つ芸妓。 地元の人しか知らない小さな店で腕を振るう料理人。 京都の暮らしを知り尽くした地元の役人。 敷居が高いこと、夥しい。 と思うんだけれど、そこはうまくバランスをとってある。 小堀は東京出身。 淳はバスケをしに渡米して、目が出ず、現地の日本料理屋で料理人人生を歩み始めたという、料理人としてはエリートとは言い難い経歴。 ふく梅は若狭小浜の出身で、今が盛りの美人だが、初恋をいまだに引きずっている。 意外と人情派なのだ。 実感として「京都はあったかい街」とは、とても思えないんだけどなあ。 それに、やはり登場する料理がおいしそう。 たれ漬けのホルモンを、あっさりした「洗いだれ」にくぐらせて食べる焼肉。 一口サイズの具を、下味程度の淡い出汁で煮て、ソースで味をつけて食べるおでん。 これはこれに類する料理が実在するのだろうか。 あるいは全くの創作なのか? 気になる。

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2019/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美味しそうだったなぁ。 焼肉のすすぎダレが凄く気になる。 実在するんだろうか? ZENみたいな小料理屋さんが近くにあればいいのに。

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2019/10/01

京都弁を読む場面が多くて面倒くさい。筆者は京都の雰囲気に浸らせておきたいのかもしれないけど。レシピを買うというのがボランティア・人助けな感じでリアリティがないストーリーである点が個人的に残念。テレビドラマとかにしたら面白いのかもしれないけど。

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