銀河食堂の夜 の商品レビュー
さだまさしさんは、「解夏」と「眉山」が非常に好きだったのでタイトルも興味深く、手に取ってみました。 江戸っ子の噺家の語り口調で読みやすくはありましたが、なんとなくでき過ぎたストーリーが鼻につき、またそれぞれの短編のタイトルになっている登場人物のあだ名もどうも好きになれませんでした...
さだまさしさんは、「解夏」と「眉山」が非常に好きだったのでタイトルも興味深く、手に取ってみました。 江戸っ子の噺家の語り口調で読みやすくはありましたが、なんとなくでき過ぎたストーリーが鼻につき、またそれぞれの短編のタイトルになっている登場人物のあだ名もどうも好きになれませんでした。 何よりも保険会社で働く女子3人組だけ話し方が「デース」や「たしかにぃ~」などとバカっぽい感じになっていて不愉快で残念でした。
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宮沢賢治のファンなら、大受け! 落語のファンなら、笑いっぱなし! ミステリー好きなら、わくわくする! ドラマ好きなら、感動物! さだまさしの唄の世界が存分に楽しめた。 戦争の話はとても辛かった。 最後のおち、あっぱれ!
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ユーモア時々涙。 全体的に温かく、せつない。 しかし、少しだけくどい感じ。 そこだけが、残念。
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さだまさしさんらしい優しいお話でした。 暖かみがあるんですよね。 ストーリーも登場人物も。 どんな終わり方をするのか期待してましたが、なるほどーという感じでした。
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葛飾にある「銀河食堂」という居酒屋を舞台にした人情小噺連作集。音楽家のさだまさしさんらしい作品でもある。これらの作品に「精霊流し」のイメージが重なるのは、歌手さだまさしを知っているからだろうか?
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葛飾区 四ツ木、まだまだ、下町の風情あり、昭和のレトロっぽいスタンドバー。 同級生など、近くのおじさんたちが、かわるがわるに、語る物語など、連作小説。 江戸っ子の、しがしのおしさま しかしかと・・・と、話すと、昔、母から聞いた話、本当は、「東のお日様 ぴかぴかと」と笑いながら...
葛飾区 四ツ木、まだまだ、下町の風情あり、昭和のレトロっぽいスタンドバー。 同級生など、近くのおじさんたちが、かわるがわるに、語る物語など、連作小説。 江戸っ子の、しがしのおしさま しかしかと・・・と、話すと、昔、母から聞いた話、本当は、「東のお日様 ぴかぴかと」と笑いながら、教わったけど、、、、 ヲトメのヘロシ始末から、話は進んでいく。 どれも、面白いものから、切ない思い迄、、、、色々だが、最後のセロ弾きの豪酒(ゴウシュ)で、やはり、題名の銀河食堂は、「銀河鉄道」をもじったものなのだと、、、、 そして、最後まで書かなくても、チェロ弾きの三郎さんへ、、、逢いに行く手前で、終わっているのも、、、 最後の感動は、読者へと手渡されている。 さだまさし氏の本は、読み易く、何故か、じんわりと、心に染み入る話が、多い。 音楽だけでなく、文才もあり、素晴らしいと思う。
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語り手が女性なら、小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズかと思いそうな雰囲気だったけど、まぁつまり読みやすく、好きなストーリー。 角煮饅頭とか長崎の味が出てるけど、特に長崎設定はなかった。 銀河食堂という名のバー?で繰り広げられる人情味あふれる短編集。 最後はマスターとお母さんの...
語り手が女性なら、小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズかと思いそうな雰囲気だったけど、まぁつまり読みやすく、好きなストーリー。 角煮饅頭とか長崎の味が出てるけど、特に長崎設定はなかった。 銀河食堂という名のバー?で繰り広げられる人情味あふれる短編集。 最後はマスターとお母さんの謎も回収され、めでたし。 けっこう深刻な話も語り口が軽いのでさらさらと。
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さださんの作品ということで購入。 物語の舞台は、落ち着いたダイニングバーですが、雰囲気は居酒屋。 マスターは落ち着いているのにお客がどんちゃん騒ぎ。 過去を振り返るときは、落ち着いた雰囲気を醸しているのに 現代に戻ると騒いでいるという何とも言えないバランスがとても面白かったです。...
さださんの作品ということで購入。 物語の舞台は、落ち着いたダイニングバーですが、雰囲気は居酒屋。 マスターは落ち着いているのにお客がどんちゃん騒ぎ。 過去を振り返るときは、落ち着いた雰囲気を醸しているのに 現代に戻ると騒いでいるという何とも言えないバランスがとても面白かったです。 さださんは、歌手でありながら、多くの小説を出版しています。歌詞もさることながら、文章の使い方が巧みだなという印象でした。日本語をうまく利用しているように感じます。 登場している人物、皆、人に歴史ありという言葉のとおり、様々な人間が生きているんだなと改めて思ってしまいました。まるで、読み手側がそこの端で聞いているかのような感覚で、現実にどこかにあるんじゃないかと思わせてくれます。 短編集となっていて、各冒頭に出てくるナレーションといいますか、語り口調が特徴的で、物語の世界へと誘ってくれるシーンはとても面白く、印象的でした。 大きな展開があるわけではありませんが、読んでいてほっこりとさせてくれる作品でした。
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これまでとは違った作風…?さだまさしの江戸弁ってなんか違和感。そう考えると、小路幸也の江戸弁がスタンダードだったけれど、本当にその理解で良いのだろうかとも。ふーむ。 2019/5/27読了
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本当は3.5★なのですが。 刻めないのが残念なところ。 こんな居酒屋さんが地元にあったら私も通っちゃいそうです(*^^*) 最後2人は再開してどうなったのかなぁ。 続編 ドラマ なんでもありな感じがします。
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