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伊藤政則の“遺言"(2) の商品レビュー

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2021/08/21

伊藤政則氏のトークイベント第2弾。 第3弾を先に読んだが、同じ内容が複数回出てくることもある。ただトークイベントなので、それはOK。 本書を読んで、特に伊藤氏の若い頃の行動力には驚いた。それは立花隆にも共通しているが、各分野で第一人者になっている人は、皆フットワークの軽さと大...

伊藤政則氏のトークイベント第2弾。 第3弾を先に読んだが、同じ内容が複数回出てくることもある。ただトークイベントなので、それはOK。 本書を読んで、特に伊藤氏の若い頃の行動力には驚いた。それは立花隆にも共通しているが、各分野で第一人者になっている人は、皆フットワークの軽さと大胆な行動力がある。自分はもう若いとは言えないが、見習いたい。 他の巻でもそうだが、日本における洋楽ロック、とりわけHR/HMを取り巻く厳しい現状が垣間見える。つい数日前にも、Lovebitesからmihoが脱退しバンドも活動休止になるというニュースが飛び込んできた。 “時代の流れ”もあるのかもしれないが、何とかならないものか。

Posted byブクログ

2020/11/15

ロックはずっと続いていくもんだと思っていましたが、いずれは歴史の中に消えていく存在のようです。ロックが日本に伝わって、細分化尖鋭化した頃に伝道師として大活躍し、今でもヘヴィーメタル、ハードロック(以下HM、HR)の第一人者として存在感衰えない御大の講演会を分に起こした本の第二弾で...

ロックはずっと続いていくもんだと思っていましたが、いずれは歴史の中に消えていく存在のようです。ロックが日本に伝わって、細分化尖鋭化した頃に伝道師として大活躍し、今でもヘヴィーメタル、ハードロック(以下HM、HR)の第一人者として存在感衰えない御大の講演会を分に起こした本の第二弾です。 HMHRが一世を風靡した頃から今までアッという間の時間でした。メガヒットも沢山ありましたが音楽自体が産業として巨大だった時代のパイの一切れだったんですね。 さて、その御大「伊藤政則」が見て来た聴いて来たロックの生の姿を文章ではありますが聞くことが出来る貴重な一冊です。 主に70年代以降のハードな音楽が主体です。NWOBHM(ニューウェーブオブブリティッシュヘヴィーメタル)以前は前作が詳しいです。本作は80年代から現代に至るHMHRの隆盛からアンダーグラウンドになるまで語られています。 ヘッドライナークラスの引退と共にロックフェスの開催も難しくなるという現状はとても寂しい。まあ行った事無いんですけどね。 HM黎明期のメンバーも高齢化が進んで、引退もしくはお亡くなりになる方もいらっしゃいます。ジューダスプリースト、アイアンメイデンもあと何年出来るか、メタリカのジェームズヘッドフィールドも57歳、ジョンボンジョヴィも58歳です。スティーヴンタイラーなんて72歳ですからね。もう後期高齢者です。 もちろん新たなロックヒーローも生まれているのだと思いますが、そもそも音楽業界ではR&Bやヒップホップがロックをセールス的に追い越してしまったそうです。ホント衝撃。ロックは王様だと思っていましたがそんなことなかったんですね・・・。 ネガティブになってしますそうですが、まだまだロックンロールは転がり続けるぜ!なんちゃって。

Posted byブクログ