宝石の国(9) の商品レビュー
カンゴームがクォーツ取り除いてからの性格がとっても苦手なんだが、やっと自分らしくなれたと考えたら喜ばしいことなんだろうなぁ……。どうしても好きにはなれないけど……。
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ガチギレでバキバキになるルチル良い(良いとは?)先生の眉間のシワの件……!ってか眼球のとこどうなんてんの?っていう気はしてたのよね……
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物語はズンズンと進んでいき、なんとなく不安を覚えてしまう方向に進んできた。 最初はフォスの好奇心からはじまった金剛先生の秘密が、宝石達を巻き込み、分裂までさせてしまった。どうなるのだろう。不安ばかりが募る。
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金剛はなぜ祈るのをやめてしまったのか? 壊れているのか? 月人たちの望みは消滅なのだろうか? 月人との取引に応じ、互いに壊し合う宝石たち。 手足が折れ、顔が潰れ、砕けた破片が飛び散り、煌く。 演出:月人の美しい残虐ショー。 過激な刺激が金剛を治す…のか??
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宝石たちは敵味方に分かれてしまう すべてコンちゃんのせいだから 62.遠景 63.期待 64.或る日 65.今日 66.自由 67.カンゴーム 68.変転 69.不変 70.未明 どうぐのくに
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今回すごい話が、複雑ではないけれど、かなり入り組んできている。二つの陣営に分かれたけれど、どちらも一枚岩ではいかなそう。月の陣営はかなり入り組んでいる。フォスフォフィライトの断片が消えて無くなって、ああ、なくなっちゃう……。そりゃあ、自分だけが消えていくなんて言われたら、キツイよな。
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月世界に降り立ったフォスは、月人の首領的存在・エクメアに対し、「仕事をしなくなった」とされる先生への刺激を与えるために、「宝石たちの裏切り」を提案した。宝石たちの星に戻ったフォスは、月世界の情報を伝えて、宝石たちに月への興味を持たせていく。約束の場所には、数名の宝石が集まり、月世界へ向かった。一方、残された宝石たちに金剛先生が伝えたことはーー。(Amazon紹介より)
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大変だぞこれは…… こんな戦いをしてるのを見たくなかったというのが正直な気持ち、最後まで見届けなくてはというのが今の心。 ほんとうにでかい愛しかなくて「それだけ」だったんだなあ。 フォスの言い分もボルツの危惧ももっともで、なおさら辛いね。 ユークとパパラチアの頼りがいすごい。 王...
大変だぞこれは…… こんな戦いをしてるのを見たくなかったというのが正直な気持ち、最後まで見届けなくてはというのが今の心。 ほんとうにでかい愛しかなくて「それだけ」だったんだなあ。 フォスの言い分もボルツの危惧ももっともで、なおさら辛いね。 ユークとパパラチアの頼りがいすごい。 王子おまえ~~~
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月人との接触は何かを産むだろう、と思っていたがこう来たか…と言うのが第一印象。月に行く組にも残った組にも大きな変化が訪れる。システムだったもの、仕方がないと思っていたもの、当然だったはずの仲間意識…そういったこれまでに描かれてきたものがいとも簡単に崩れ去る。 構図はシンプルだが、...
月人との接触は何かを産むだろう、と思っていたがこう来たか…と言うのが第一印象。月に行く組にも残った組にも大きな変化が訪れる。システムだったもの、仕方がないと思っていたもの、当然だったはずの仲間意識…そういったこれまでに描かれてきたものがいとも簡単に崩れ去る。 構図はシンプルだが、それぞれの心情はとても複雑であるがゆえ、この巻から先は、これまでとは違う読めなさが生まれると思う。 しかし、独特の空気のゆるさについては変わらず、いとおしいキャラクターたちのやり取りを楽しもう。たとえ、それが後で究極の寂しさを感じることになったとしても。
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進展ありまくりな第9巻で、気になることもたくさんあるし、言及したいことが山ほどある中で、もっとも印象に残ったセリフをあえてひとつ選ぶなら 「労働組合から文句が出る」 …え。あの…。シンシャ…?でもこの軽さがほんと好き。 一緒に読んだ人は月の空色のあの子がほんとの自分を取り戻す展開...
進展ありまくりな第9巻で、気になることもたくさんあるし、言及したいことが山ほどある中で、もっとも印象に残ったセリフをあえてひとつ選ぶなら 「労働組合から文句が出る」 …え。あの…。シンシャ…?でもこの軽さがほんと好き。 一緒に読んだ人は月の空色のあの子がほんとの自分を取り戻す展開がしっくり来なかったよう。僕はその前の悲痛な葛藤のシーンも含めて好きだったのだけど。「あんな男にぶりぶりしやがって…!」「中性的な雰囲気がすきだったのに…!」などと申していました。しかし、言い換えればこれまで彼らがもたなかったものを獲得したわけで。言ってしまえば種の進化。月の彼らが活気付き、地上の彼らがやり直すことと合わせ、新たな展開に向けた激動の予兆。次の巻も目が離せません。
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