感動経営 の商品レビュー
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JR九州及びその子会社をもれなく黒字化した著者。 こういうリーダーに率いられると部下は間違いなくついて行くと思う。 ・ななつぼし抽選倍率316倍 一切コネは通用しない 当選者にはツアー前までに20回の電話が有り、気分を盛り上げる。当選後最初の電話 すべてのスタッフが拍手する。 ・寿司職人は寿司を握るとき、必ず空腹にしておく。満腹だと自分が食べたいと思わない。早朝から14時迄何も食べず握り続ける。 ・氣が集まる方法 夢見る力/スピード/元気な声/隙をみせない緊張感/よくなろうという貪欲さ ・眠れない夜には、メモを取り考え事を見える化 朝には頭が綺麗に整理出来ている。 ・緊張感のない職員が、外から見える様に壁を取っ払ったら態度ががらっと変化 ・管理職手当は、靴代。地域の著名人と逢いまくる。 ・クレームすぐ会いに行ってうまくいかなかったためしがない。 ・九州新幹線開業イベントを3.11で急遽中止の決断 ・教育は、入社すぐの時点が一番重要 マネージャーが初期教育をすべき ・デンソー見学で感動 QRコードも開発した 講演後に嵐のようなスタンデイングオベーション ・アリババと業務提携 【個人的に印象に残った内容】 ・仕事は人を感動させる ・感動のない仕事は仕事ではない ・感動させる仕事は、思いと手間が全て ・全ての仕事は、ひとを元気にするためにある ・仕事ができるひとは感動できるひと ・スキを見せない緊張感は必要 ・管理職手当ては、「靴代」 ・怒っている相手にはまず近づく ・任せたら、任せきる ・九州新幹線開通CMの感動秘話 ・無茶振りを形にした、ななつ星 ・いい仕事は、たくさんの人を感動させる 【総評】 自分の仕事に対してのスタンスを、顧みることができた。 JR九州のななつ星の成功事例をもとに、仕事のスタンスについての考え方も 書かれているので、自分の仕事の考え方と比較しながら、読み進めることができた。 何かを成功させるためには、一つ一つ、思いと手間をかけることが大切だと感じた。 #ななつ星 、人生一度は乗ってみたい #最高級の感動体験が味わえる3泊4日の九州列車旅 #仕事は 、エンターテイナーであるべきだ #感動を届けたい人 、必読
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前半は唐池さんが取り組んできた特にななつ星やJR九州の取り組みの自慢話のように感じて少し退屈だったが(自分自身は鉄分多めな人間なのでそれはそれでおもしろかったが)後半は自分が今後経営、ビジネスを考えていくにあたってとても参考になる考え方や視座を学ばせていただいた。特に安全は作る...
前半は唐池さんが取り組んできた特にななつ星やJR九州の取り組みの自慢話のように感じて少し退屈だったが(自分自身は鉄分多めな人間なのでそれはそれでおもしろかったが)後半は自分が今後経営、ビジネスを考えていくにあたってとても参考になる考え方や視座を学ばせていただいた。特に安全は作るものという言葉はすぐにでも職場で展開させていただこうと思った。
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JR九州の社長当時に「ななつ星」を運行させた著者による、「感動のない仕事は仕事ではない」と言う自分のポリシーと自分の仕事で実際に行った具体例を挙げながら、説明している。 JR九州と言えば当然電車だが、実際の売上として運輸事業は全体の半分程度しかなく、そのほかマンション分譲や外食...
JR九州の社長当時に「ななつ星」を運行させた著者による、「感動のない仕事は仕事ではない」と言う自分のポリシーと自分の仕事で実際に行った具体例を挙げながら、説明している。 JR九州と言えば当然電車だが、実際の売上として運輸事業は全体の半分程度しかなく、そのほかマンション分譲や外食などで貢献している。 著者は当時お荷物だった外食部門の社長になり黒字化をさせた経験があり、そのマネージメントは聞いていても面白い。きっとこの人は回りを巻き込んで、巻き込まれた人もやりがいを持って仕事に取り組んだことだと思う。 上から無茶降りされた仕事に真剣に取り組んでいたので、最初一緒にやる人は苦痛でしかなかったと思うが、それを成功に導く手腕はすごく勉強になったし、きっと下で働いた部下も、また一緒に仕事がしたいと思われるような上司だったのだろうと感じながら読んだ。 そして掃除(整理・整頓・清掃)の効果について何度も触れていて、特に二宮金次郎の話は腹落ちした この本が発売された当時、九州の書店で売れ切れ続出したらしいが納得の1冊。 気に入った言葉 ・自分で感動できない人間は、人を感動させられない。 仕事ができる人は、感度できる人だ ・「氣」が満ちあふれる5つの法則 1.夢見る力 2.テキパキ、キビキビ、スピード 3.明るく元気な声 4.隙を見せない緊張感 5.よくなろう、よくしたいという貪欲さ ・整理整頓掃除10の効果 1.職場がきれいになり心地よい気持ちになれる 2.職場の安全と衛生レベルが向上する 3.設備や機械が長持ちする 4.ものを大切にする気持ちが育まれる 5.捜し物がすぐに見つかる 6.職場のみんなで掃除することでにより、職場内に良好な人現関係が作られる 7.お客様から見た職場のイメージがよくなり営業増進につながる 8.段取りの大切さを学べる 9.色々なことに気づくようになる 10.今、何をしなければいけないかが分かる ・いざとなったとき、メモは自分を守る武器となるのだ ・「伝える」プロになる5箇条 伝えても、伝わらなければ、伝えたといえない 1.自分の言葉で語る 2.心に刺さる言葉と、話し方で表現する 3.情報を織り込む 4.繰り返し何度も語る 5.2メートル以内で語る ・期待値を上げれば社員はどんどん伸びる
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JR九州の社長さんの本。 ななつ星や九州新幹線のCM等、次々と新しいことを実現している秘訣がわかった気がする。
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学生時代を九州という地域で過ごし、とても好きになり、 その地域を代表する企業の一つであるJR九州が、”三島会社”と呼ばれながら一部上場を果たしたことが、 他人事ながら誇らしく感じていたので、 JR九州のサクセスストーリー?が読みたかったもの。 以下、印象に残ったところ。 ・感動のない仕事は仕事ではない。部下は上司をあっと言わせたいものだし、上司はそれに感心したいもの。(p.6) ・ななつ星で出される寿司はやま中の大将が握る。ランチが終わると大将は在来線に乗って博多に戻る。(p.41) ・スキを見せない緊張感。いい緊張はあらゆる組織に必要。(p.75) ・「プロ野球の球団名の年代別リストには、その時代に輝いた企業名が並ぶ。」(p.105) ・「高度な仕事であればあるほど、自己満足という名の無駄が生じる。」(p.153) ・私たちは皆、社会の風景の一つ。自分もいい表情で歩かねばと心掛ける。(p.167) ・「社員たちは、無意識のうちにトップの本気度を測ろうとする存在である。」→トップが本気なのであれば、そのビジョンを何度も繰り返し語らなければならない。(p.200) ・まちづくりを成功させる10の極意。①安全・安心、②歩く楽しさがある、③食と買い物が楽しめる、④夢を描く、⑤地域共同体の意識をもつ、⑥伝える力がある、⑦物語、⑧デザイン、⑨継続と進化、⑩自分たちが楽しむ。(p.262) ・入社直後はやる気が漲っている。このときは厳しく。「反対に、何のスキルもない人間を最初にチヤホヤしてしまうことほど始末の悪いものはない。」(p.293)
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・冒頭のななつ星について書いた部分が面白かった。九州一の板前さんが寿司を握ってくれたり、乗るまでの時間すらプロデュースされていること、見えない部分までの清掃など、読んでいるだけでワクワク感があった。生きているうちにぜひ乗ってみたい。 ・氣の話。声を出す、楽しそうでいる、キビキビ...
・冒頭のななつ星について書いた部分が面白かった。九州一の板前さんが寿司を握ってくれたり、乗るまでの時間すらプロデュースされていること、見えない部分までの清掃など、読んでいるだけでワクワク感があった。生きているうちにぜひ乗ってみたい。 ・氣の話。声を出す、楽しそうでいる、キビキビ動く。これはどこにいても大事なことだよなぁと再実感。苦しい時こそこういうことが大事。 ・マスデータから導き出される要求に応えるのではなく、あえて自分や周りの少数の良いと思うものを作る、という考え方もあるのだと思った。
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これまでの唐池さんの本とは異なり、 多数の引用が入っている。思考ベースを知るにも良著。 正直、株式上場後のJR九州は若干官僚気質が蔓延りつつあるのを感じる。 この本を1番しっかり読むべきは、JR九州グループ社員さんなのかもしれない。、
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