スパイラル ハゲタカ4.5 の商品レビュー
分かりやすい伏線の張り方がちょっと気になるが、良くも悪くも安定の展開で程よくカタルシスを感じさせる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
芝野が主役のストーリー。 芝野と外資ファンドとの闘いであったがストーリー展開が良い意味で分かりやすく、主人公である芝野にしっかり感情移入出来る点は良かった。 芝野にとって敵か味方かよく分からない鷲津も良い存在感を出していたように思う。
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ハゲタカシリーズのスピンオフ版。 企業再生家の芝野、東大阪の町工場が舞台。 この1冊の主人公芝野は真面目で熱い性格なので、 内容にあまり期待してていなかった。 個人的に大好きなのは飯島さんです。 が、ハゲタカシリーズ、 やはり好きだなと思わせてくれた。 最初と最後にちょっとだ...
ハゲタカシリーズのスピンオフ版。 企業再生家の芝野、東大阪の町工場が舞台。 この1冊の主人公芝野は真面目で熱い性格なので、 内容にあまり期待してていなかった。 個人的に大好きなのは飯島さんです。 が、ハゲタカシリーズ、 やはり好きだなと思わせてくれた。 最初と最後にちょっとだけ鷲津さんが渋すぎます。 個人的にゆかりのある東大阪、 布施駅等が舞台だったのも嬉しかった。 マジテックの結末も意外でした。
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リーマンショックを背景に、大不況の中を生き延びようとする大阪の中小企業の話。 特許の価値についてや、買収に対する対抗策等が知識として組み込またストーリー。 あっと驚くような打ち手は、小説らしい内容だが、突飛過ぎるわけでもない。また、最後もハッピーエンド寄りだが、現実のほろ苦さも漂...
リーマンショックを背景に、大不況の中を生き延びようとする大阪の中小企業の話。 特許の価値についてや、買収に対する対抗策等が知識として組み込またストーリー。 あっと驚くような打ち手は、小説らしい内容だが、突飛過ぎるわけでもない。また、最後もハッピーエンド寄りだが、現実のほろ苦さも漂う。
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12月-7。3.0点。 ハゲタカスピンオフ。芝野の転職先、中小企業を中心に描く。 発明家の創業者が死去し、曙電機を退職して発明家企業へ。 ある特許技術を巡り争奪戦が。 あっという間に読めた。鷲津がいい味。
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ハゲタカシリーズで、読みやすく、続きが気になり一気に読んでしまった。 グリードを読んだ後だったせいか、ダイナミックさが足りなく感じたが、シリーズ通して感じる爽快感が味わえた。
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ずいぶん前に買ってたのに読みかけたままにしてたこの本、やっと読み終わった。4.5だけあってスピンオフ的な話だったけど夢もあって、おもしろかった。芝野さんが、どうしても渡部篤郎が浮かんでしまう笑
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日本のものづくりや世界に誇る技術力を支える町工場の経営や後継者問題、地域社会との繋がり、金融機関、特許の話題など、町工場を取り巻く社会を色々な角度から描いています。人間関係や繋がりが深い環境で働く難しさや、暖かみなど知らない世界を垣間見て、鷲津の企業買収の戦略戦とは違う面白さがあ...
日本のものづくりや世界に誇る技術力を支える町工場の経営や後継者問題、地域社会との繋がり、金融機関、特許の話題など、町工場を取り巻く社会を色々な角度から描いています。人間関係や繋がりが深い環境で働く難しさや、暖かみなど知らない世界を垣間見て、鷲津の企業買収の戦略戦とは違う面白さがありました。 また特許は企業防衛や利益確保だけでなく、企業買収、はたまたオープンラボのような場にも影響すると小説を通じて知ることができました。 クロージングが結局鷲津の救いの手でEOの立退はなくなったのですが、ここは芝野に踏ん張って欲しかった。
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ハゲタカシリーズのスピンオフ。 シリーズ作品のファンだからか、若しくは真山仁作品の中毒性のある魅力なのか、貪る様に読み進めてしまった。エピローグは特に最高だった。
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中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。彼こそ、芝野健夫に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、曙電機から転じて奮闘する。ものづくりニッポンを下支えする町工場に降りかかる難題と、自己の利益を優先する金融機関に翻弄さ...
中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。彼こそ、芝野健夫に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、曙電機から転じて奮闘する。ものづくりニッポンを下支えする町工場に降りかかる難題と、自己の利益を優先する金融機関に翻弄され、苦境の渦に飲み込まれていく。捨て身の最終戦を前にして、鷲津をも巻き込んで、芝野は決死の反撃を決断する。
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