昭和探偵(1) の商品レビュー

風野真知雄(著者)

2023/09/03

「風野真知雄」の連作短篇ミステリ作品『昭和探偵１』を読みました。
ここのところ国内のミステリ作品が続いています。

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アイドルの水着、ディスコ・クィーン、汲み取り便所……昭和に置き忘れた謎を追え。
西新宿の雑居ビルで開業22年のおっさん探偵「熱木地潮」に、起死回生（？）の依頼が舞い込む。
テレビ局の友人が特番『昭和探偵』に協力してくれというのだ。
お題は絶世の人気を誇ったモデル、「アグネス・○○」が落とした水着を捜すこと！　
懐かしい昭和の謎を、ユーモアたっぷりに解き明かす新シリーズ。

いよいよ昭和が〈歴史〉になってしまいそうだ。
でも、昭和はいまと地続きの、色も臭いもあるついこのあいだなのだ。
一見マヌケな事件の陰からいまも潜む昭和の巨悪をひっぱり出してやる！―「風野真知雄」
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さくっと読める、昭和ネタ満載のユーモア探偵物語…　「昭和探偵」シリーズの第1弾です。

　■第一話　アグネス・ラムのビキニはどこに？
　■第二話　ディスコ・クィーンはいまでも玉の輿か？
　■第三話　総理候補が汲み取り便所に落ちた？
　■第四話　コンビニのない夜は餓死もあり得た？

「アグネス・ラム」のビキニのショーツ、ディスコ・クィーン、汲み取りのぽっとん便所、コンビニのない世の中、山一證券…　等々、懐かしい昭和ネタに関する依頼をおっさん探偵「熱木地潮」が解決に導きます、、、

と言っても、新宿ゴールデン街のバー・遠い昭和のママの助言がなければどうなったことやら……。

主人公の「熱木地潮」が同世代なので感情移入しやすかったです…　緩くて軽く読みやすいミステリでしたね。

2023/07/04

めっちゃ昭和な話だらけの私立探偵事件簿。探偵の名前が熱木地潮。これだけで大爆笑。アグネス・ラム、コマ劇場にツバキハウス、ぼっとん便所に紙は新聞紙、消費社会に背を向けて放浪を選ぶ若者ヒッピー。遠い昔の話と思うのに、大谷翔平君の名前が話にでできてびっくり。遠い昔でもないのですね～

2023/06/06

読書仲間のオススメで借りて読んだ。
自分では絶対手に取らない一冊だけど、結構おもしろかった（昭和後半生まれだし）
今後の展開に期待

2020/05/16

三部作？の第一弾の様です。何となく懐かしい物を思い出させてくれそうなので読んでみました。
サクッと読めてまずまず楽しめましたが、ちょっと物足りませんでした。続きが気にならないとは言いませんが、今の所第一弾で終了かなぁ(^_^;

2019/06/14

一気読み。この作者さんは時代劇シリーズだけかと思いきやこんな現代劇もかいていたのか！と興味津々で読了。昭和…と銘打ってたので期待してたが、期待が大きすぎたようでちょっと肩透かしf^_^;アグネス・ラム…ディスコ…ボットン便所…イマイチハマらなかったです。わたしより少し上の世代には懐かしい！！！となるのかも。とはいえ、いつものドラマ化したら…は熱木探偵は仲村トオルさん、遠井ママは浅野温子さんで脳内再生されました。シリーズ化みたいでこれから色々な謎が明かされる感じですね。

2018/10/08

西新宿の雑居ビルで開業22年のおっさん探偵・熱木地潮が「昭和」の謎に挑む。一見マヌケな事件の陰に潜む昭和の巨悪とは。新シリーズの第１弾。
アグネス・ラムの落とした水着ってネタで、思わず購入してしまったが期待はずれ。平成最後の年でもあるし、歴史になりつつある「昭和」の事件の再検証的なものを期待したのだが。