マンガ ビジネスモデル全史 創世記篇 の商品レビュー
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メディナ家は、利息の一部を上納することでローマ教皇庁に認めさせた。 アメックスのトラベラーズチェックは、前払い運用益と手数料が収益源。 クレジットカードはダイナースクラブが始めた。VISAカードは、バンカメが初めて世界に広めた。フリーミアムの一種。 ペイパルはイーロンマスクが買収。ebayで採用、買収。ペイパルマフィアの誕生。イーロンマスクは買収資金でスペースxやテスラを立ち上げた。 スマートフォンに指すことでクレジット決済ができる仕組み=スクエア、楽天スマートペイ、コイニーなど。スクエアは事前審査ではなく、事後審査=決済履歴が審査対象になる。 三越=三井越後屋。現金掛け値なし、店売り、切り売り、仕立て売り。大阪の銀と江戸の金の公金為替を提案した。 フォードの垂直モデル=自前で部品をつくる。GMの水平モデル=ブランド毎に事業部制。部品毎に自由競争。トヨタは系列で調達する方式。 ジレットの替え刃モデル。インクジェットプリンター、携帯電話と通信料、カメラと専用フィルム、ゲーム機とゲームソフト、など。 ゼロックスは、高いコピー機を従量制課金モデルで普及させた。キャノンはミニコピアで、カートリッジ式にしてメンテナンスを簡単にした。 ウォールマートのドミナント方式=流通センターで多数の店舗を結ぶ。セブンイレブンが採用。 IBMがアップルに対抗するために作った水平分業モデルとロータス123でAT互換機市場が拡大。 任天堂はファミコンを安く売り、ゲームソフトから収益を上げるプラットフォームモデル。 オークネットはeマーケットプレイスの先駆者・品質評価基準を作って検査員を派遣して、品質保証を行った。 GAPがSPAモデル(製造小売業)を始めた。ZARAは売り切れても追加を作らず、似た新作を出すことでファストファッションを実現。ユニクロは素材にこだわった商品を出す。フリース、ヒートテック、など。 ebayは個人と個人をつなぐオークションをつくり、ペイパルを買収。 ジェフベゾスはインターネットで売れるものとして本を選んで創業。西海岸につくまでの間にプログラマーを採用、引っ越しの荷物が届く前にガレージで創業した。このスピード感がamazonの命。物流センターに投資した。ワンストップ、ロングテールを物流が支えている。
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同シリーズの中で読む順序としては先に経営戦略を読んでおくと良いですね。 経営戦略を成り立たせるための儲ける仕組みとして、理解がスムーズな気がしました。 ビジネスモデルが生み出される背景としては、どうやって儲けるか?が論点になるわけですが、答えに至るまでの枠組みは多彩だなと思います...
同シリーズの中で読む順序としては先に経営戦略を読んでおくと良いですね。 経営戦略を成り立たせるための儲ける仕組みとして、理解がスムーズな気がしました。 ビジネスモデルが生み出される背景としては、どうやって儲けるか?が論点になるわけですが、答えに至るまでの枠組みは多彩だなと思います。 新たな提供価値を顧客に届けることが重要だったり、競争に勝つことが重要だったりと本書に出てくる事例も様々です。 やはりただ単にモデルとして抽象化されたものを学ぶより、ストーリーある歴史として学ぶ方が興味が持てます。
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ビジネスモデルについての歴史をさらっと頭に入れるのに、ちょうど良い分量 ビジネスモデルとは 誰に どんな価値を どうやって提供し どう収益を得るのか の要素で構成される
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ターゲット(ステークホルダー)、バリュー、ケイパビリティ、収益モデル、スパイラルアップの5要素がビジネスモデルであるとの定義が最も勉強になった。 あとは、事例をそれにあてはめて考えている。
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メディチ家はバチカンの財務管理官になり財を成し、フィレンツェでルネサンスの華が咲きました。ここからビジネスモデルが始まる。
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