ホイチョイのリア充王 の商品レビュー
いわゆるバブル景気も末期と言われていた 1990年前半。レジャースポーツの参加人口 は、スキー・ゴルフ・テニスだけの合計で なんと6,000万人近くであったそうです。 「日本人の二人に一人なんて、そんなに多 い訳ないだろ」と思うかもしれないですが 要は一人で複数のレジャーをこな...
いわゆるバブル景気も末期と言われていた 1990年前半。レジャースポーツの参加人口 は、スキー・ゴルフ・テニスだけの合計で なんと6,000万人近くであったそうです。 「日本人の二人に一人なんて、そんなに多 い訳ないだろ」と思うかもしれないですが 要は一人で複数のレジャーをこなしていた ということです。 当時を知る人は心当たりありますよね。 で、この本が出版された2016年にはこの 数字はどうなったか。 なんと1500万人ほどだそうです。 当然この数字には全世代が含まれています ので、別のデータで見ますと20代の若者の 1ヶ月の移動回数が、70代のそれよりも少 ないとか(それも通勤、通学を入れて、で す) もはや日本全体が凄まじい引きこもり大国 なのです。コロナ前の数字ですよ。 しかし一方でバブル期に整えられたレジャ ーのインフラは、そのままで料金が安くな ったり、再整備されたりで、これを利用し ない手はない、というのが本紙の趣旨です。 昔ブームとなったレジャー環境は、現在ど うなっているのかをレポートしています。 対象は若者向けではありません。むしろ昔 モテようと、これらのレジャーに心血を注 いだミドルに対して、せめてその子供には、 動機はなんであれ、太陽の下で疲れ果てる まで遊ぶ楽しさを教えるようにと激励を送 る一冊です。
Posted by
うわぁー、ホイチョイだー バブル期から90年代半ばにかけて“トレンディ”を煽り続けて、数々のブームを作った火付け役 彼らが煽ってブームになったアウトドアスポーツの今昔物語 90年代に全盛を迎えたスポーツは衰退の一途を辿りスポーツ人口は激減したけれど、その後はギアや遊び方がそれな...
うわぁー、ホイチョイだー バブル期から90年代半ばにかけて“トレンディ”を煽り続けて、数々のブームを作った火付け役 彼らが煽ってブームになったアウトドアスポーツの今昔物語 90年代に全盛を迎えたスポーツは衰退の一途を辿りスポーツ人口は激減したけれど、その後はギアや遊び方がそれなりに進化を遂げ、現在ではお手軽に遊べますよってガイド本 90年代はいかに“トレンディ”かを競い、現代はいかに“映え”かを競う、結局「モテ」なのは20年経っても変わらない ルアー・フィッシングはやってみたいかも
Posted by
久々にやって見ようかな?考えてしまいました。 息子が春から小学生になるし、、、 ゴルフは会員権を売ってしまったし、、、7年前。 ウィンドサーフィンは30年前に4年間サークルに致し、、、
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
見栄講座を思い出しながら読むと昭和は遠くになりにけり的な感想. どの趣味の世界は本当に好きな人だけが残ってる様で, これを社会の成熟って言うのかな?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同じホイチョイによる『見栄講座』という本があった。調べて見ると1983年の出版。見栄をはるためにどうするのか、スキーだったり、テニスだったり。その本の現代版が本書。今時なので、どうすればSNS映えするかというポイントで書かれている。だた、本書は見栄だけでなく、本当にスポーツすることも勧めている。バブルの際には高かったスポーツ達が、バブル崩壊、スポーツ人口の減少により安くなり、始めやすくなっていると。懐かしくもあり、今のスポーツ事情も知ることができ、懐かしむ人にも、今の若い人にも読んでほしい。
Posted by
- 1