電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。 の商品レビュー

本間立平(著者)

2021/09/13

【榎本　記入　9/4　会社所有】

・何事も「インサイト」を把握できているかで勝負は決まる

・「MUJI式　世界で愛されるマーケティング」
によれば、無印良品では、お客様に「ワケ」を伝えることを重視している。
なぜ、この価格にできたのか？
その「理由」を丁寧に伝える。
売り手に不都合な事実であっても、それを開示することで、買い手に安心感を与えることを「正直マーケティング」と呼ぶ。

・飢餓マーケティング
商品やサービスが手に入らない飢餓状態をあえてつくることにより、購買意欲を高める

・物欲を芽生えさすための希少効果を働かせる
・在庫あるものに「飢餓マーケティング」適用させるのは「再入荷」の言葉をつける。

・「イチオシです」「今売れてますよ」などの『売り文句』は嫌われやすい
買い物客が買い物中に頭の中に思い浮かべる言葉『買い文句』は好かれる

買い物客の脳内に発生しているであろう言葉を先回りして予測し、そこに共感を示す。

・買い物客目線（同視点）
顔の向きや体の向きまで同じ方向を向いていることで親近感を沸かす

・「褒め殺し」
他社商品と自社製品を迷われている方にはどちらも褒める。その中で少し自社が優位になるように。
お客様の審美眼を褒めることにつながる。

2021/05/05

カスタマージャーニーというフレーズが面白かった。この本を読んで、この言葉を知ってから、自分で何かを買う時にも「これが決め手だったな」とか「今このレビューを見てこっちに決めたな」と思うようになった。
広告を作るということは、もしかしたら相当他人のことについて妄想を広げて行われることなのかもしれない、と思うほど、こういう人という例やエピソードに出てくる登場人物に対する妄想の広げられ方が凄まじかった。
情報が少ないことの幸福っていうのは本当にそうだな〜。

2019/09/10

・粒感が小さくて、でもストーリーによりすぎずで読みやすかった
・ちょっと後半は学びが少なかったのが残念

メモ
p242著者が企画を考えるときに考えていること
それは同視点に立っているか
それは売りつけていないか
それはファンを増やすか
→ここに集約されてる気がする

2019/01/01

買わせるメソッドの多さに驚いた。「今まで深く考えずに過ごしていたけど、もしや知らず知らずのうちに術中にはまっていたのか…？」と思う多さ。
一つの商品に対し、買ってもらうために色々なことが試されているのかと思うと面白い。目に見えないからこそ面白い。

2018/11/04

言われてみればマーケティング本の類は、カッコいいパワポ資料作りには役立つものが多いが（役立たないものはもっと多い）、明日の売上につながるものは少ない。コトラー読んだら、次に読むべき本。

2018/10/25

ショッパーマーケティングの観点から、「売るための方法」についていろいろと解説。軽い語り口でわりと確信を突いている。特に巻末の消費行動モデルのフレームは、経験が豊富なだけにクライアントに説明しやすくなっていて、使えると思う。

2018/10/14

電通でマーケティングに従事していた方のテクニック本。所々に理論があるが、多くは経験からエッセンスを抽出して示している。飢餓マーケティングの考え方は非常に共感した。ちょっとした不自由や飢餓を放置することで購買意欲を向上させ、それが、宣伝効果になる。飢餓状態は機会費用ではなく、購買意欲を向上させる装置である。

2018/10/11

・時間制限がある
・正直に
・偶然性
・段階的に値引きする
・雑な展示のほうが売れることも。
・売れ行きを可視化する。
・場合によってはお客さんを指導する。
・飢餓マーケティング。無い状況を作ると口コミで無いことが広まり広告となる。ただしこのためには、そのサービスに他の代替性がないことと、ブランド力があることが必要。
「再入荷しました」
・買い物客が思考していることを口に出す
「それ、いいですよね」
・スロー
・バッドロケーションもネタになるなら広告となる。
・商品の魅力といより、コンテンツとしての魅力。
・ユーザーエクスピリエンス
・帰り際の一言でアピール