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本の雑誌 へそくり虎視眈々号(424号 2018-10) の商品レビュー

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2018/09/13

特集:スリップを救え! スリップをご存じだろうか。そう、購入前の本に挟まっている細長い紙片である。表面が補充注文カード、裏面が売上カードになっている大変便利で本を売るのに欠かせない(はずの)この紙片が、なんといま絶滅の危機にあるという。この春、角川文庫が突如、スリップを廃止、他...

特集:スリップを救え! スリップをご存じだろうか。そう、購入前の本に挟まっている細長い紙片である。表面が補充注文カード、裏面が売上カードになっている大変便利で本を売るのに欠かせない(はずの)この紙片が、なんといま絶滅の危機にあるという。この春、角川文庫が突如、スリップを廃止、他社にもそれに追従する動きがあるのである。この流れは本の世界に何を及ぼすのか!? というわけで本の雑誌10月号の特集は「スリップを救え! 」。戸田書店掛川西郷店の高木久直店長による巻頭言「このままスリップを無くしていいのか?」から、出版業界勉強会「でるべんの会」とスリップレス化を進める一迅社への突撃取材、現場の様々な使い方ルポにスリップの歴史、書店員の本音対談にスリップ連想法、そして変わり種スリップまで、スリップのすべてに迫る特集だあ! (アマゾン紹介文) スリップ。たまに見るあれかぁくらいの印象ですが、書店には重要なものなのですね。 ただ、出版会社からすれば結構な金額なわけで。 継続を願うなら、何らかの代償は必要なのではないかと思いました。

Posted byブクログ