月の満ちかけをながめよう の商品レビュー
ちょっと難しいけど、わかりやすく可愛いイラストで視覚的に理解できる工夫がなされています。 家に一冊置いておきたい本ですね。
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かわいらしいイラストの表紙イメージに反してかなり充実した情報量で月について学べる。満ち欠けだけでなく月の成り立ちや構造についてまで書いてある。対象は小学校高学年以上、かつほかの書籍で月の入門的な知識を得てから読むのが良い。(おすすめは月のひみつシリーズ・太陽のひみつシリーズ・ほる...
かわいらしいイラストの表紙イメージに反してかなり充実した情報量で月について学べる。満ち欠けだけでなく月の成り立ちや構造についてまで書いてある。対象は小学校高学年以上、かつほかの書籍で月の入門的な知識を得てから読むのが良い。(おすすめは月のひみつシリーズ・太陽のひみつシリーズ・ほるぷ出版) この一冊あれば月については十分といえる点は良いと思う。 角度と位置、見え方についてもふつうの子どもは読んだだけで理解はできないと思うので、大人が一緒に読んで補足するべき。
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夜空に見る月にはたくさんのナゾがあるんだけど、それを分かりやすく解説してあって、月を見上げるのが楽しくなった。 人に教えたいマメ知識満載!
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最も身近な天体、それは月。 古今東西の人々は、日々眺め、物語を作り、歌に詠み、月の風情を楽しんできた。 冴えた光で夜空を照らし、丸くなったり細くなったりを繰り返す月。 でもどうして月は満ちたりかけたりするの? 改めて聞かれると、あれ、どうだったっけ?と思いがちな月の満ちかけを、豊...
最も身近な天体、それは月。 古今東西の人々は、日々眺め、物語を作り、歌に詠み、月の風情を楽しんできた。 冴えた光で夜空を照らし、丸くなったり細くなったりを繰り返す月。 でもどうして月は満ちたりかけたりするの? 改めて聞かれると、あれ、どうだったっけ?と思いがちな月の満ちかけを、豊富なイラストと丁寧な説明で解説してくれる1冊。 地球は自転しながら太陽の周りを公転し、その地球の周りを月が公転している。月は自分では光らず、太陽の光を反射している。月が見え方を変えるのはそのためだ。 第1章では、新月、三日月、上弦の月、満月、下弦の月、二十六夜の月、それぞれを解説する。夜空での様子、地球と月と太陽の光の見取り図、月の出と月の入りの時間(東京での場合)が含まれていてわかりやすい。何時ころ、どちらの方角に見えるか、位置関係の見取り図と見比べて、なるほどと納得できる。 月から地球を見たらどう見えるか、日食と月食の話、金星の見え方、季節で変わる満月の高さといったトピックもおもしろい。 古来、日本では、十五夜の翌日の月を十六夜(いざよい)月、その翌日を立待(たちまち)月、さらに居待(いまち)月、寝待(ねまち)月、更待(ふけまち)月と称してきた。月の出はおよそ50分ずつ遅くなっていく。ためらいがちに遅れていく月を、今日は立って待てるけれど、明日は座って待つ、さらには寝て待つ、そして夜が更けるのを待つ・・・。昔の人は月に親しみ、その出が遅れていくのをよく観察して知っていたわけだ。 第2章では、天体としての月により焦点を当てて、表面の模様や内部の構造、成り立ちなどを見ていく。 月の直径は地球の1/4、体積は1/50、重さは1/80となる。 月から地球までの距離は一定ではなく(月の公転軌道が楕円であるため)、最も近い時で36万キロ、遠い時で41万キロ。近い時と遠いときとでは地球4個分の違いがある。 月がいつでもほぼ同じ面を地球に見せているのはご存知だろうか。月の公転周期と自転周期と一致しており、地球を一回りする間に自身も一回転する。だから地球から見えるのはいつも同じ側になる。 月の動きは文字だけでは理解しにくいけれど、図解してもらうとなるほどすっきり。 ふりがな付きでイラストも親しみやすいので、一見、子供向きだが、大人が読んでも読みごたえがあって楽しい。
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「新月」、「満月」などといった満ち欠けの度合いによる名称を学べます。日本ではクレーターの形をウサギの餅つきと形容されることが多いですが、世界各地ではどのように言われているのかも掲載されています。
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浦河町出身、森雅之さんの作品です。 浦河町立図書館では令和元年度読書週間事業のひとつとして、この本の原画展を開催しました。生の原画は思ったより小さく、とても細やかでした。 靴下ネコが可愛らしく、月を通して四季の移ろいを感じる素敵な本です。(浦河町)
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