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笑いの科学株式会社 小説版 の商品レビュー

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2019/08/12

【概略】  契約とれない・彼女いない・人生に希望もない、ないないづくしの主人公の人生を大きく変えた場所は居酒屋「蕾」だった。そこに居合わせた男、大きな段ボールの上に小さな段ボールを重ねたような体型をもつ男、エムという名の男から「笑い」に潜むコミュニケーションの極意を学ぶ。主人公は...

【概略】  契約とれない・彼女いない・人生に希望もない、ないないづくしの主人公の人生を大きく変えた場所は居酒屋「蕾」だった。そこに居合わせた男、大きな段ボールの上に小さな段ボールを重ねたような体型をもつ男、エムという名の男から「笑い」に潜むコミュニケーションの極意を学ぶ。主人公は「できることをやる」と決め、自身の人生の彩りに気付くことができるだろうか? 2019年08月12日 読了 【書評】  「メッセージはストーリーで語れ」と常に言われてる。スピーチにもパーソナルストーリーを入れよ、と。この本は、それを体現した形で、コミュニケーションスキルの向上に必要なことをわかりやすく並べてくれてる。ユーモア・コミュニケーション・・・色々な本に触れてきたけど、実務書チックな本(体系だてて紹介されてるようなもの)は、入りこむのが難しい。相手にしっかり届かせる、相手のココロの扉を開かせる、というコミュニケーションの目的達成という意味で、ストーリーテリングを駆使したことは大成功だと思う。  自分が知識としてもっておらず、興味深いと感じたのは「人は9割以上の無意識の中で物事を考えている」ということ。無意識の中に埋没している思考を、まずは意識の世界にもってくる、ここは凄く面白かったし今後の自分のワークショップでも活用できるのではと思った。  「小説」という見方で読んでも、素晴らしいと思ったね。伏線というか、一見無用な言葉遊びが、最後に回収されてるし、人間模様というか、善悪の明確な線引きなどせずそれぞれの登場人物の「芯」が描かれてるし。状況の描写なども、とてもリズムよく書かれてた。エムは mother のエムかな?  さだまさしさんの「案山子」、読み終わったあとに聴いた。もう、号泣だったわ。今までさだまさしさんの曲は亭主関白や秋桜ぐらいしか知らなかったけど、大好きになったよ。この本は、自分とさだまさしさんもつなげてくれたよ。  人生のバイブル10冊、入れ替えだね。

Posted byブクログ

2019/03/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

【読了メモ】上司の薦めで手にしたが予想外に面白かった。感情にプラスの変化を与えると笑いが起きる。緊張と緩和、共感と裏切り。

Posted byブクログ