ふたりのトトロ の商品レビュー
となりのトトロと火垂るの墓を並行して製作していたジブリ。 トトロ側の制作デスクに任命された木原によるジブリ現場の様子、宮崎監督の一言一言や挙動を細かに語り尽くした。 木原を試すように問いを投げかけ、しっかり応える、時には議論を交わす、そんな実際の風景が見えてくるようなやりとり。 ...
となりのトトロと火垂るの墓を並行して製作していたジブリ。 トトロ側の制作デスクに任命された木原によるジブリ現場の様子、宮崎監督の一言一言や挙動を細かに語り尽くした。 木原を試すように問いを投げかけ、しっかり応える、時には議論を交わす、そんな実際の風景が見えてくるようなやりとり。 なるほど、ふたりとはそういうことかとあとがきを見て知った。 308冊目読了。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「もう一つのバルス」の続編。 「二人で始めましょう」「楽しく作ってください」 「ネコバスは木原くんでいこうかなと」自転車と車で。 「俗物の木原くん」 「このお面をつけて代理をやってください」 全カットを原画マンにチェックというシステム。 ゲーム本→LDのチャプター、でゲーム。(これNetflixの「ブラックミラー:バンダースナッチ」じゃん) 小津のローアングルは日本家屋の照明の暗さ? 母が髪を梳く。ケンケンしながら靴を履く。 茶カーボンの使用→線が茶色に。 色のレシピ。 動画マンのリクエスト。 トトロ対八百八狸。 「サツキを追い詰めすぎですかね?」ネコバスの表示が「めい」になる。安心感。 ドンドコ踊りに傘を持ってくること。 「となりのネコバス」と思われかねない→幻のカット。 トンネルの多さ。 高畑勲への弔辞……あの雨上がりのバス停で……ポスターの少女がひとりでなければならなかった理由、となりの高畑勲さんなのだ。
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「楽しい作品を楽しく作る」って素敵だなぁと。 もちろん楽しく進めるための努力も描かれるんだけど。 また巷で噂の都市伝説にも最後にふれられる。その真偽についてはさておき、ここまでの想いを込めて作ってきた作品の回想録を読んだ後となっては、言わずもがなといったところか。
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良かった。自分が幼稚園の頃(確かメイちゃんと同じ年)トトロを初めて観て、それ以来何回見たか解らないくらい観ました。本の中でシーンや台詞が出て来ると脳内再生出来ます。音にこだわって作った事までは思いもして無かったんで、ブルーレイ買おうかなって思いました。都市伝説、否定してくれていた...
良かった。自分が幼稚園の頃(確かメイちゃんと同じ年)トトロを初めて観て、それ以来何回見たか解らないくらい観ました。本の中でシーンや台詞が出て来ると脳内再生出来ます。音にこだわって作った事までは思いもして無かったんで、ブルーレイ買おうかなって思いました。都市伝説、否定してくれていたのも良かった。
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時間のある時に…ゆっくりと…トトロ全編を…初めから終わりまで…コマ送りのままで…見たい!と思いました。
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日本人なら嫌いな人がいないのではないかと思うくらい愛されているアニメ、『となりのトトロ』 宮崎駿監督と二人三脚でトトロを作り上げた著者の記録と記憶には そこまでやるのか?!と唸ってしまうくらいの この物語に込めた深い愛情と執念が溢れていました。 入院しているお母さんと娘たちとの会...
日本人なら嫌いな人がいないのではないかと思うくらい愛されているアニメ、『となりのトトロ』 宮崎駿監督と二人三脚でトトロを作り上げた著者の記録と記憶には そこまでやるのか?!と唸ってしまうくらいの この物語に込めた深い愛情と執念が溢れていました。 入院しているお母さんと娘たちとの会話、 サツキちゃんやメイちゃんの髪型ひとつとっても そこにはきちんとした理由と思いが込められている。 子どもの頃に楽しく面白くアニメを観た子どもたちが大人になってその意味を理解した時 きっと心が震えるような感動を覚えるのでないだろうか。 読み終わった後、必ずやもう一度じっくりとトトロを味わいたくなる本だと思います♪
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エンターテイメントの舞台裏は事件がいっぽいで、多くの場合面白い逸話で溢れているが、それがジブリ、宮崎駿の話となればなおさら。といってもトトロの場合はあまり事件はなかったようだが、その分、楽しそうな宮崎さんの姿が見える。作者の木原さんを知らなかったが、制作(進行管理)としてそうとう...
エンターテイメントの舞台裏は事件がいっぽいで、多くの場合面白い逸話で溢れているが、それがジブリ、宮崎駿の話となればなおさら。といってもトトロの場合はあまり事件はなかったようだが、その分、楽しそうな宮崎さんの姿が見える。作者の木原さんを知らなかったが、制作(進行管理)としてそうとう優秀だったろうことが伺える。宮崎さんとタッグを何度も組んでいることが何より証明している。仕事のできるの人の話はだいたい面白い。
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