給食アンサンブル の商品レビュー
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いろんな給食のメニューがあって、それが全部ハッピーに終わるキッカケになっていいなと思った! 登場人物のみんながちょっとずつどの話にも関連していて、ストーリー性があって面白かった! 最後、梢が転校してしまうと分かって、かるたで1位をとり、表彰とかの思い出を残せたり、卒業メニューのクレープを2年後に梢のところに持っていくという約束を果たせたらいいなと思った!
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思春期の子の心情がよく描かれている。中受用に6年生の息子に読ませたら面白かった、とのこと。私はミルメークが良かった。息子はゼリーが良かった、とのこと。卒業メニューも青春だった。読みやすく瑞々しい。
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私は給食のない学校なので小学校の頃の給食を思い出しながら読みました。最初は脇役だった人物も後から複雑な事情を抱えていたりしてとても面白かったです。給食、もう一度食べたいな。 最後は感動します!
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読んだ4年生と5年生がおもしろいといっていたから読んでみる。 6人の同じクラスの中学生が紡ぐアンサンブル。それぞれの揺れる心が給食をからめて成長していく。自分の思う自分と他人から見た自分はこんなにも違う。みんなそれぞれそのままでいい。 飛ぶ教室の本か。さすが。
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すごく素敵な話だった。 ずっと美貴の話が続くのかと思っていたら違っていたけれど、一人一人の話にじーんとしてしまった。如月かずささんは心の中を描くのが上手だ。 ABCスープは初めて聞いたけれど、なんだかどの給食にも思い出がこもっているよう。私が食べている給食にも思い出があるのだろうか。深く考えさせられた。 給食アンサンブルは二巻もあるので、そちらも読んでみたい。
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七夕ゼリーやミルメークといった給食が鍵となり、中学生6人の揺れる気持ちを繋いでいく連作短編集。YA向けの本だけど大人も楽しめる。
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「七夕ゼリー」「マーボー豆腐」「黒糖パン」「ABCスープ」「ミルメーク」「卒業メニュー」 6話収録の連作短編集。 東京から遠く離れた公立中学に転校し馴染めない美貴 自身の幼さに悩む桃、自分の立ち位置が気になる雅人など6人の中学生達の物語。 1話づつ給食に出て来るメニューと絡ま...
「七夕ゼリー」「マーボー豆腐」「黒糖パン」「ABCスープ」「ミルメーク」「卒業メニュー」 6話収録の連作短編集。 東京から遠く離れた公立中学に転校し馴染めない美貴 自身の幼さに悩む桃、自分の立ち位置が気になる雅人など6人の中学生達の物語。 1話づつ給食に出て来るメニューと絡ませてあり、自分の小中学生時代の給食を懐かしく思い出したりしながら読みました。 牛乳に入れるとコーヒー味になる絵の具の容器の様な食材の名称がミルメークと言う事を本書で初めて知りました。 優しくて読みやすい短編集なので、小中学生の方にオススメです。
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とっても面白かった。仕事柄、YA図書の勉強のために読んだけど、普通に楽しめた。どの章も同じくらい面白くて、思春期の苦しさもうまく包括して表現されていて、胸が苦しくなったりも。黒糖パンの回が1番きつかったかも。 章の構成もうまく計算されていて、さすがでした。 ①七夕ゼリー:美貴...
とっても面白かった。仕事柄、YA図書の勉強のために読んだけど、普通に楽しめた。どの章も同じくらい面白くて、思春期の苦しさもうまく包括して表現されていて、胸が苦しくなったりも。黒糖パンの回が1番きつかったかも。 章の構成もうまく計算されていて、さすがでした。 ①七夕ゼリー:美貴 ②マーボー豆腐:高梨桃 ③黒糖パン:道橋満 ④ABCスープ:足立雅人 ⑤ミルメーク:清野 ⑥卒業メニュー:飯島梢
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6人の中学生の揺れる心を 給食を通して描かれた一冊 人気者が一生懸命キャラ作って 頑張っている苦しさとか 一生懸命大人っぽくしようとして 上手くいかない感じとか 大人も共感できる 心の苦しさあるあるに 思わずホロリと来そうになりました。
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美貴と桃と満とまさととこずえ。 6年生たちが給食によって気持ちがみんなそれぞれ変化していく面白いお話。 僕は一番最後の卒業給食というお話が大好きで、離れ離れになってもちゃんと友達って言うことが心に残りました。
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