物語でわかるAI時代の仕事図鑑 の商品レビュー

竹内一正(著者)

2023/03/08

・感想
小説形式で読みやすくかつ、リアル性がかなりあって面白かった。
最新版もあれば定期的に読みたいと思いました。

2019/07/20

食える仕事、食えなくなる仕事と、二分せず、今同じ職業でも、今後、食える人材とそうではない人材を分けて説明されちいるのが、良かった。

2019/01/12

ストーリー風に作られていて、非常に読みやすく、職業人を通して世界観を描いているので、その状況がスーと入ってくるし、理解もしやすい。
12年後の世界で描かれており、まったく世の中進んでいないなと思う場面もあるし、逆にそこまで進むのかという所も
描かれており、実際がどうなるのか想像して考えてみるのも楽しい。
AIを中心で書かれているので当然であるが、今後我々IT企業と製造会社との協力が非常に重要であると感じた。
そういう中では我々SEは80万人不足すると予測されている。ちなみに2020年のSE不足は30万人。
面白いのは、その物語ではトヨタは身売りすることになっている。2019年のコマーシャルを見る前に
作られた物語だろうと思われる。

2018/12/24

非常に読みやすい。新幹線で東京〜大阪の片道を使うくらいの時間で十分楽しく読めた。
AIの直近の取組みにどんなものがあり、どう反映されていくかをイメージするには良本。

もちろん、よく知ってる技術者にはぬるい内容だと思う。でも、こうした物語で伝える方が、知らない人に伝えるには分かり易いものだなぁと改めて反省。

ただ、2018年9月に発刊されたものだけど、あっという間に陳腐化してしまいそう。毎年更新版があると面白いかも？ということで星3つ。

2018/10/12

（架空の）2030年に仕事の場を中心に、役所、製造業や福祉など、AIで大きく変わる業界で働く人の、働き方や環境の変化を描いた物語。

介護や製造業など、真っ先にAIの影響が現れそうなところから、漁業など、予想していなかったものもあって、勉強になった。
生活のいろんなところにAIは関わるようになるが、偏見や古い常識に捕らわれるせいで、思うように導入できなかったり活かせない状況も描かれていて、自分は柔軟に使えるようになりたいと思った。

最後に、AIが普及しても稼げる職業と稼げない職業のチャートがあったのが、とても参考になった。
同じ業界でも、職業によって、影響は全く異なるごとは、これまで盲点となっていた。
設計や対人など、臨機応変さやコミュニケーションのスキルが求められる分野が、今後取り組むべき分野だと、改めて思う。