経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる の商品レビュー
経済の歴史と流れが大まかにではあるが理解できる良書。この本を読んで興味がでたり、より詳しく知りたい項目や本を読み直すという使い方がよいのではないかと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
アダムスミス国富論 分業の素晴らしさ。農業は分業できないので生産性が上がらない。助け合いではなく利己心に訴える 必要なのは貿易の自由と小さな政府 リカード 経済学および課税の原理 穀物法に反対。分配の経済学 ケインズ 雇用利子および貨幣の一般理論 古典派には一般性がない 要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論 山形浩生著 ワルラス 純粋経済学要論 サミュエルソン 経済学 新古典派総合 数式が出てこない教科書 マンキュー マクロ経済学入門 ハイエク 隷従への道 ファシズムと社会主義は共通点がある 当時は自由主義の果てに社会主義があると考えられていた シュンペーター 経済発展の理論 イノベーション新結合は古いものと並んで現れる=古いものの変化ではない イノベーションの後には不況が来る フリードマン 資本主義と自由 新自由主義でレーガン、サッチャーに影響した 中央銀行の独立性に反対した K %ルール マネタリズム チリはマネタリズムの実験場=チリの奇跡。しかし貧富の差の拡大などが起り、ケインズ的な需要管理で持ち直した。 クルーグマン クルーグマン教授の経済入門 ニューケインジアン 世界貿易は先進国同士で行われている=消費者は多様性を好む。 経済にとって大切なのは生産性、所得分配、失業だけ。 日本の不況は流動性の罠 スティグリッツ 入門経済学 ニューケインジアン。見えざる手など存在しない。情報の非対称性。経済学とは選択の学問。 ナイト リスク不確実性および利潤 リスクと真の不確実性に分ける。利潤は真の不確実性にある。 ブレグマン 隷属なき道 ベーシックインカム
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はっきり言って、図書館で手に取った時は全く期待してませんでした。どうせあれでしょ、これ1冊でわかるって言っといて結局内容がなくてつまんないやつ。そんな都合いいやつがあったら苦労しねーんだよっ。 紙面の制約があるので、細かいところまでは書いてないのですが、とてもよくまとまっていて...
はっきり言って、図書館で手に取った時は全く期待してませんでした。どうせあれでしょ、これ1冊でわかるって言っといて結局内容がなくてつまんないやつ。そんな都合いいやつがあったら苦労しねーんだよっ。 紙面の制約があるので、細かいところまでは書いてないのですが、とてもよくまとまっていて「ちゃんと読み込んで書いたな」ということを感じます(偉そうですみません)。まさに「そんな便利な本を、『書く』のは地獄の苦しみ」だったと思います。「名著」の中身をただ要約するんじゃなくて、現代風の解釈を入れてくれるので話が入って来やすいし、脱線話や毒舌もあって飽きない。さすが予備校講師って感じです。 さて、50冊のラインナップですが、スミスやケインズ、マルクスなどの大御所はもちろん、最近流行ったピケティやブレグマンまで抑えられています。ざくっと学ぶだけでなく、読書案内としても最適。おすすめです。
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経済学名著の概要が網羅されてて、とても読みやすい内容だった。これをきっかけに原著を読んでもいいかもと思う。 アダム・スミス/ケインズからピケティまで、幅広く経済学書を解説しており、入門書としてはとても良い。
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経済学の名著を著者が要約し、著者のニュアンスで書き綴られたら1冊。 難しい慣用句などは使わず、話し言葉の用に書かれているので分かりやすくそれぞれの本の全体像が浮かんでくる。 経済学に興味がある人にはとっかかりやすい本だ。 1冊で50冊分まとめられているのでお得かつ面白いのでこの本...
経済学の名著を著者が要約し、著者のニュアンスで書き綴られたら1冊。 難しい慣用句などは使わず、話し言葉の用に書かれているので分かりやすくそれぞれの本の全体像が浮かんでくる。 経済学に興味がある人にはとっかかりやすい本だ。 1冊で50冊分まとめられているのでお得かつ面白いのでこの本は買って損なしです。
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