我が王と賢者が囁く の商品レビュー
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ロマンティックなファンタジー。タイトルも素敵。 放浪の旅の途中で「精霊の回廊」と呼ばれる不思議な穴に飛び込んだリーブ。その先は遠い異国の地で、リーブを「白き宝珠」と呼び、王バードの伴侶として迎えた。 いきなりの結婚展開!リーブは聖職者だけど気軽な性格で、バードとのやり取りも明るくあっさりしてて、コメディか・・・?と思いながら読んでました。バードは真面目な分言葉足らずで突っ走る性格なので、なかなか二人が打ち解けず・・・、互いに少しずつ歩み寄り、理解しあう過程がとても良かった。 途中少しだけ出てきた、失ったリーブの幼少の記憶や、真の名前のこと、出自の謎、いろいろ気になることが残ってる。
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愛ってなんですか、ってもだもだする二人が愛しい!この人たち、どうやってまとまるのかしらちょっと心配だったけど、雨降ってなんとやら、よかった!バードのおおらかさや一途さがあったので安心して読めました。リーブのバードが好きと気がついた後かわいい!お初のところ最高でした。キリクのアドバイス的なのがなかなかによかった。 後日譚の畑仕事中の女の人のセリフから王と王妃への国民たちの愛が溢れていて二人出会えてほんと良かったなぁと思いました。
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