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色から読み解く日本画 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/09/05

先日、「東山魁夷と日本の夏」という山種美術館でやっている展覧会に行ってきました。 そこのショップで見かけたこの本が気になって図書館で借りて読みました。 山種美術館の研究員の方が、主に山種美術館の所蔵の絵について色ごとにわけて解説されています。 有名な画家の絵が多く、わかりやすくて...

先日、「東山魁夷と日本の夏」という山種美術館でやっている展覧会に行ってきました。 そこのショップで見かけたこの本が気になって図書館で借りて読みました。 山種美術館の研究員の方が、主に山種美術館の所蔵の絵について色ごとにわけて解説されています。 有名な画家の絵が多く、わかりやすくて面白かったです。

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2022/11/22

色と日本画家との関係を読み解いていきましょう。 今まで知らなかった多くの素晴らしい日本画家を知れた。特に速水御舟の描く絵が好きだ。「赤」の一枚目を飾った『炎舞』には感動した。あと、日本画家の名前かっこ良。

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2022/05/01

日本美術って「型」があるように思っていて、 全て落ち着いた色合いで自然的な線で…と言う偏見がどうしてもあったのですが、完全に覆されました。 なんて鮮やかで多種多様な色…!! 見るだけでも画集として楽しめるし、一枚一枚についての解説書としても読める。

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2021/08/30

これは美しい…!! 不勉強でお恥ずかしいのですが、速水御舟の「炎舞」や川端龍子の「爆弾散華」など、豪華絢爛な日本画に使われた色彩豊かな赤・青・黄・緑・金銀・白・黒…。 その画法の妙にうっとりさせられ、解説の一文にぐっとさせられる…。 とても楽しめる1冊です。

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2021/04/13

色を切り口に並べた。 赤、青、黄、緑、金銀、白、黒 熱気ある赤から金銀を経て白黒の世界へと、色の順番もにくい。おもしろい切り口で日本画の世界が広がる。おなじみの有名な絵から初めて知る絵まで、気軽に楽しめる。 表紙は「満ち来る潮」東山魁夷。さてこの色分けは? 青? 金? これが緑...

色を切り口に並べた。 赤、青、黄、緑、金銀、白、黒 熱気ある赤から金銀を経て白黒の世界へと、色の順番もにくい。おもしろい切り口で日本画の世界が広がる。おなじみの有名な絵から初めて知る絵まで、気軽に楽しめる。 表紙は「満ち来る潮」東山魁夷。さてこの色分けは? 青? 金? これが緑なんですねえ。日本の海の色は緑青と群青でできている、と見出しにあります。 赤といえば紅葉だろう、というように、奥田元宋の「奥入瀬渓谷」の紅葉が最初に来て、圧倒。速水御舟の「炎舞」の蛾の舞う炎、川端龍子の「五鱗」の五匹の鯉の中の1匹の赤い鯉、いけてるなあ。 2018.8.29初版第1刷 図書館

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2021/01/01

色をテーマで分かれているので、わかりやすいです。 「炎舞」生で見たいです。 個人的には「青」や「黒」など濃い色の深みが好きです。

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2018/11/25

同じ火でも様々。焔には赤でも、篝火は金泥だったりする。 その人の色使いの変化を縦に見ても面白いのだが、同じ時代の人達の使い方の違いに気付くのもとても面白い。

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