いちばんのともだち の商品レビュー

ジェニファー・K・マン(著者),林木林(訳者)

2024/04/23

〝ぼくのいちばん友だちは､縫ぐるみの兎の｢ｼﾞｬﾝﾌﾟ｣｡ なにをするときも､いつも一緒なんだ!･･･そんなある日､ｼﾞｬﾝﾌﾟと砂浜で遊んでいたら､ﾄｰﾏｽという子と出会った｡ぼくたちは夢中になって､帰る時間になるまで遊びまくった「また明日も遊ぼうね」と､ﾄｰﾏｽと約束して別れた｡ﾏﾏの車の中で､いつの間にか眠ってしまったぼくは､はっとして目が覚めた｢ｼﾞｬﾝﾌﾟ!?｣･･･次の朝はやく､ﾏﾏが砂浜に連れて行ってくれた｡でも､ｼﾞｬﾝﾌﾟは何処にもいなかった･･･〟気持ちがかよう友だちとのふれ合いが描かれた､心優しい絵本です｡

2019/12/10

息子の大事にしてるぬいぐるみと仲良しのお友達に名前を代えて読むと、息子がとても喜ぶ。良かったなぁ、良かったなぁ、大事大事はちゃんとナイナイしないとだめよーって言う。
絵が可愛くて、みんな優しくて、良い本。
小さい頃にぬいぐるみを忘れたときは泣いたなぁ。

2018/12/22

手にする機会があってよんだ。

ぼくは、サム。
ジャンプは、うさぎの ぬいぐるみで、ぼくの いちばんの ともだち。
あるひ、すなはまで、ぼくたちは トーマスに であった。

夏にいいですね。
半袖に水着に海。
あっさりした絵ですが、ずっしりしています。
私の古い記憶がよみがえりました。
小学二年生のとき、気に入っていたキーホルダーをなくしてしまい、こういう気持ちになりました。
サムはジャンプとはぐれてしまうわけですが、ジャンプが見つかるヒントが描かれています。
ただ子どもを絶望のどん底へ突き落とすようなことはありませんので、ご安心を。

2018/10/03

一番の友達、ぬいぐるみの「ジャンプ」を浜辺に忘れてきちゃった「ぼく」と、新しくお友達になった「トーマス」のお話。
余計な文章がなくて、絵がとても可愛らしくて、良かった。
ジャンプがちゃんと出てくる展開で、ホッとした。
優しい世界観のお話。