1,800円以上の注文で送料無料

100分de名著 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ(2018年9月) の商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/03/08

わかったような、わからないような いや、本編を読んだ時に感じた「わからない」が「わからない」はずであることが「わかった」 笑 なんだそれ 笑

Posted byブクログ

2022/05/12

NHKラジオのこのシリーズは初めて手に取ったが、原作未読者を対象にしているのか思ったより解説よりストーリーを追う箇所が多かった

Posted byブクログ

2021/11/27

 春に読んでなかなか難解だったので、テキストでお勉強。結果、記号の解釈がまだよくわからず混乱しているが、エーコが意図して書いたところなど成程と思える解説だった。タイトルの意味は単純に、好きになった少女の名前かと思っていたが、薔薇の花びらのように多様な解釈ができると考えると、それも...

 春に読んでなかなか難解だったので、テキストでお勉強。結果、記号の解釈がまだよくわからず混乱しているが、エーコが意図して書いたところなど成程と思える解説だった。タイトルの意味は単純に、好きになった少女の名前かと思っていたが、薔薇の花びらのように多様な解釈ができると考えると、それもまたロマンチック。また何年後かに再読したい。  「理論化できないものは物語られなければならない」を信条に書かれた学術論文など興味があるが、小説よりもっと難しく、歯が立たないだろうな。

Posted byブクログ

2021/07/28

『薔薇の名前』をとにかく一回読んでからこの本で復習。その上でもう一度読み返すとより理解が深まるだろう。でももう一度読む気力はない。若い人ならともかく年寄にとってはこういう『薔薇の名前』のような(面倒な)本をじっくり読むのは大変なのだ。

Posted byブクログ

2020/07/18

昔、ベストセラーとなった推理小説らしいです。 ただ難解で最後まで読めなかった人が多いものだとか。 100分で名著で、一連の流れがわかり、それだけでも面白かった。 「キリスト教にとっての異教徒の存在」 この本で深く得られるところのようです。

Posted byブクログ

2020/04/28

映画しか観ていないので、原作が読みたい。 原作を読んでいないので、この解説がどうなのか、判断が」つかない。 が、地図や登場人物が載っていて、わかりやすいのではないだろうか。 いつ文庫になるのだろう。

Posted byブクログ

2019/10/20

本でも映画でもなくBBCドラマで見た。 BBCは裏切らない。いい仕事をしてくれる。 ジョン・タトゥーロ(バスカヴィルのウィリアム)、 ダミアン・ハルドン(アドソ)、 ルパート・エヴェレット(ベルナール・ギー)、 マイケル・エマーソン(アッボーネ)

Posted byブクログ

2018/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

番組が面白かったので読んだ本。読んで、「薔薇の名前」やエーコの他の著作を読みたくなった。この本を読んで、エーコや「記号論」に興味を持った。30ページの何語で話しているという話は「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部みたいだと思った。読んで「本が本について語る」ということや「開かれた知」ということについて考えさせられた。

Posted byブクログ

2018/09/30

「ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』」和田忠彦著、NHK出版、2018.09.01 123p ¥566 C9497 (2018.09.28読了)(2018.08.27購入) Eテレのテキストです。 『薔薇の名前』は、いつか読んでみたいとは思っていたので、近いうちに読んでみようと思い...

「ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』」和田忠彦著、NHK出版、2018.09.01 123p ¥566 C9497 (2018.09.28読了)(2018.08.27購入) Eテレのテキストです。 『薔薇の名前』は、いつか読んでみたいとは思っていたので、近いうちに読んでみようと思います。映画は、テレビで放映されたときに見たように思います。 物語の時代は、1327年11月末。場所は、北イタリアのベネディクト会修道院。 ダンテの『神曲』が書かれたのが、1321年。ボッカチオの『デカメロン』が1351年に書かれているので、このころの時代ということになります。『デカメロン』は、縮約版で読んだのですが、『神曲』は、積読です。 図書館に収蔵されている本をめぐっての事件が主題のようです。グーテンベルグが、聖書を活版印刷で印刷したのが、1455年ということですので、物語の時代の本は、ほとんど写本ということになるだろうと思います。 本の題名の『薔薇の名前』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のセリフ 『バラはどんな名前で呼ぼうともよい香りがする、どんな名前で呼んでもバラはバラ』 から思いついた、とのことです。 作中に出てくる本は、アリストテレスの『詩学』、「新約聖書」の『ヨハネの黙示録』などです。 【目次】 【はじめに】いざ、知の迷宮へ 第1回 修道士は名探偵? 第2回 知の迷宮への旅 第3回 「異端」はつくられる 第4回 謎は解かれるのか ☆関連図書(既読) 「ウンベルト・エーコの文体練習」ウンベルト・エーコ著、新潮文庫、2000.09.01 「デカメロン物語」ボッカチオ著・野上素一訳、現代教養文庫、1969.07.30 (2018年9月30日・記) 内容紹介(amazon) 「知の迷宮」に挑む! 14世紀、北イタリアの修道院で連続殺人事件が起こる。これは「ヨハネの黙示録」に示された世界の終末の光景なのか──。世界30か国以上で翻訳され、映画化も果たすなど、多くの人々の心をとらえてやまない『薔薇の名前』。世界的記号学者ウンベルト・エーコはなぜこの「小説」を書いたのか? 20世紀を代表する知性がつくり出した「知の迷宮」の謎に迫る。

Posted byブクログ

2018/09/25

毎週、番組の放送をまず視聴して、その後テキストの該当箇所を読むという楽しみ方をしたのですが、番組内では触れられなかった(たぶん、放送時間的に全部は盛り込めなかったんだろうなぁと…)話がテキスト版の方にはちょいちょい入っているので、今回のこのテキストは買って良かったテキストですね。...

毎週、番組の放送をまず視聴して、その後テキストの該当箇所を読むという楽しみ方をしたのですが、番組内では触れられなかった(たぶん、放送時間的に全部は盛り込めなかったんだろうなぁと…)話がテキスト版の方にはちょいちょい入っているので、今回のこのテキストは買って良かったテキストですね。 この作品の多元的な楽しみ方、アンチミステリとしての位置づけ、エーコの諧謔精神など、作品を読んでたときには意識しなかった視点を得ることができて、もう一回読み直したくなります。

Posted byブクログ