松井友閑 の商品レビュー
織田信長の側近として内政・外交・文化の面で活躍を見せた生涯をたどる一冊。確実な史料から再構築された事跡を読んでいると、その多才さと信長との紐帯が強く感じられる。大名茶湯における文化・政治両面の分析も興味深い内容だった。
Posted by
松井友閑は織田信長の信頼が深いブレーンか? 千利休でイメージしていた豪商や配下の武将と 茶の湯を通じた外交や統制の原型は友閑だった 彼は上杉謙信や伊達宗輝、本願寺などの外交や 松永久秀や荒木村重の謀反の存分を聞きに行く コレは信長の意向を理解し先方との交渉時には 一定の決定権を許...
松井友閑は織田信長の信頼が深いブレーンか? 千利休でイメージしていた豪商や配下の武将と 茶の湯を通じた外交や統制の原型は友閑だった 彼は上杉謙信や伊達宗輝、本願寺などの外交や 松永久秀や荒木村重の謀反の存分を聞きに行く コレは信長の意向を理解し先方との交渉時には 一定の決定権を許される側近中の側近である! 清州城時代は信長の舞の師匠だったが足利義昭 との上洛頃には文化的に繊細な対応を求められ 茶の湯を介し信長のグローバルな展開を支えた なお、歴史を茶席の記録や道具の持ち主が移転 した記録で語る本作は新鮮味あ濡れる一冊です
Posted by
信長の側近で堺奉行を勤めた文化人。名は聞いたことはあるが、生死など不明点ばかりらしい。外交官やスポークスマン的な業務のために茶の湯や連歌など高度な教養が必要だった。信長の家臣は武士だけではなかった。
Posted by
- 1