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オカルト・クロニクル の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/06/24

オカルト研究家の松閣オルタが超常現象肯定派と否定派の立場を越えて取材し、膨大な資料を読み込み、客観的に推理して真実を追求していくノンフィクション。 懐かしの事件から最近の未解決事件まで。数々の事件を面白がりながらも真摯に解き明かす。松閣オタルの冗談の差し込み方が最初は読みづらか...

オカルト研究家の松閣オルタが超常現象肯定派と否定派の立場を越えて取材し、膨大な資料を読み込み、客観的に推理して真実を追求していくノンフィクション。 懐かしの事件から最近の未解決事件まで。数々の事件を面白がりながらも真摯に解き明かす。松閣オタルの冗談の差し込み方が最初は読みづらかったのだが、だんだん慣れてくるとそれも楽しく読めてくる。 ディアトロフ峠やセイラム魔女裁判のような結論も有名な話もあったが、赤城神社の神隠しや城崎家8人全滅事件、長岡京ワラビ採り殺人のようないまだに訳のわからない事件等、たまらなくミステリーだ。 とはいえ他人から伝え聞いた話はほぼ間違いなく盛られているし、作り話が真実のように語られることも多い。体験者も時間が経てば、なかったことも現実味のある記憶として、あるいは記憶違いで脳に残るもの。恐ろしい事件として伝聞されるが当時の新聞には一言も載ってない、当時の地図にそんな町名はなかったなどが解明されたとて100%虚構と言い切れるものでもありませんから、そこはいささかキリがない。とはいえ眉唾感はかなり増します。いちいちそんなことにしたり顔で頷きながら読み進む。 でも、何年も経つとこっちもまた忘れちゃって、また1から驚いちゃったりするものではあるのです。さらには松閣オルタが調べたことは信用できるのかと、そっちも疑い出して、これもまたキリがないのです。

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2024/03/06

面白い。文章も好きだし内容も面白い。端的にまとめられているのとちゃんと一つ一つの説に対峙していってるのがよかった。 個人的にはディアトロフ峠事件とフィラデルフィア実験が1番わくわくした

Posted byブクログ

2021/05/23

沢山の資料を使った真面目なオカルト検証。取り扱う事件は有名なもので好きな人はタイトルだけでも惹かれると思う。未解決事件を扱っているので真相は不明。なので肯定も否定もしない立ち位置は誠実で私好み。 出版社のゴタゴタで絶版になってしまったのが残念。

Posted byブクログ

2020/09/12

怖すぎる。そして魅力的すぎる(って言って良いものなのか?)。読書において、こういう本を読んでいる時が一番集中していると思う。読んでも結局真実はわからないし解決しない(当たり前)のでもやもやするだけなのだが。 現代は何故こういうことが無いんだ?結局科学で解明できてしまうから?結局ど...

怖すぎる。そして魅力的すぎる(って言って良いものなのか?)。読書において、こういう本を読んでいる時が一番集中していると思う。読んでも結局真実はわからないし解決しない(当たり前)のでもやもやするだけなのだが。 現代は何故こういうことが無いんだ?結局科学で解明できてしまうから?結局どれも人為的だからなのか。

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2020/06/22

奇妙な事件、奇妙な出来事、奇妙な人物をクローズアップした内容。 ディアトロフ峠事件 熊取町七名連続怪死事件(日本版ツインピークス) 椋平虹で地震を予知した椋平廣吉 セイラム魔女裁判 坪野鉱泉肝試し失踪事件 井の頭バラバラ殺人事件 セイリッシュ海の足首海岸 京都長岡ワラビ採り殺人...

奇妙な事件、奇妙な出来事、奇妙な人物をクローズアップした内容。 ディアトロフ峠事件 熊取町七名連続怪死事件(日本版ツインピークス) 椋平虹で地震を予知した椋平廣吉 セイラム魔女裁判 坪野鉱泉肝試し失踪事件 井の頭バラバラ殺人事件 セイリッシュ海の足首海岸 京都長岡ワラビ採り殺人事件 ミイラ漂流船「良栄丸」事件 フィラデルフィア実験 岐阜の「幽霊団地」 八丈島火葬場七体人骨事件 ヒバゴン ファティマの奇蹟 赤城神社「主婦失踪」事件 うむむ… 読んでても新しい発見とかないけど… と思ってたら、坪野鉱泉の被害者女性が発見されたというニュースが先ほど流れた。 ご冥福をお祈りしたい。

Posted byブクログ

2020/02/11

サイトの方はファンで、すでに読んだものが多いこともあり、買うのをずっと迷っていた口。 でも、買って正解だった。やっぱり本の方が読みやすい。 「オカクロ」の記事はネットで読むと、ちょっと長く感じる時があるのだけれど、本だと全然ストレスなく読める。 そこがよかった。 とはいえ、ぜい...

サイトの方はファンで、すでに読んだものが多いこともあり、買うのをずっと迷っていた口。 でも、買って正解だった。やっぱり本の方が読みやすい。 「オカクロ」の記事はネットで読むと、ちょっと長く感じる時があるのだけれど、本だと全然ストレスなく読める。 そこがよかった。 とはいえ、ぜいたくを言うと、ストレスなく読めるので、やけにあっさり終わっちゃうように感じる記事もあって。 最近、サイトの方に新しい記事が出ないようなので、たぶん、2作目の本を書いているだろうという期待もあり、その辺り、サイトより内容を追加をしてくれると嬉しいんだけどなーと、これは要望w アマゾンなんかを見ると、特徴的な文章(文体)についての批判があるけど、自分はそこはあまり感じなかった。 ネットの方をずっと読んでいたというのもあるし。 なにより、書いている内容が内容なわけで。それこそ、なんとか敏太郎みたいな辛気臭い調子で書かれたら、アホくさくって読んでられないだろうからw ただ、本に掲載されたのが、オカルトというよりは事件が多いこともあって。サイトの方を読んでない方が、この本を読んだら違和感アリアリだろうなーとは思う。 実際、ネットで見ると面白いイラストが、本だと浮いてしまって、意味不明でつまらなかったり。 また、八丈島の話で出てくる、延々「ジョジョ」「ジョジョ」出てくる辺りは、徐々に引いた(爆) サイト未掲載の3つ、「セイリッシュ海の足首漂着事件」「ワラビ採り殺人事件」「赤城神社失踪事件」は、確かに興味深い。 サイトの方のファンで、ほとんど読んだ内容だから買うのを迷っているという人がいたとしたら、この3つの記事を読むために買うのは全然アリだと思う。 ただ、自分としては、この3つよりもサイトで読んだものの方が面白かった気がする。 というのも、「ワラビ採り殺人事件」「赤城神社失踪事件」といった、(犯罪的な)事件の方が即効的なゾクゾク感があって、読者の興味を引くのだけれど。 でも、そこは、やっぱり「オカルトクロニクル」なわけだ。 「幽霊団地」みたいな、他の真面目な犯罪ノンフィクションライターwが扱わない出来事を読みたい。たとえ(犯罪的な)事件ほどゾクゾク感がなくとも!と思ってしまうのだ。 つまり、この手の本に興味を持つような人ならわかってくれると思うんだけど、何がシラケるって、「生きている人間が一番怖い」という陳腐な慣用句で締められる話こそシラケるものはない!ということなのだ(爆) ていうか、そのサイト未掲載の3つって、オカクロのあのノリがちょっと足りなかった気がするけど、なんで?w あと、ちょっと辛口なことを書くならば、本で一度にいくつもの記事を読んでしまうことで、オルタ氏の記事のパターンが見えてしまうところがあるように思った。 つまり、最初はオカルト寄りに書いて。その後、楽しくオフザケを書きながら、徐々に常識的な方向に落としていく、みたいな。 もちろん、それはそれでいい(その方がいい?w)のだけれど、たまには非常識な方向に落としてみるとかw、変化があってもいいのかなーと。 だからってウケ狙いでそれをやっても意味はないと思うけど、でも事件によってはそういう方向に落とせる事件もあると思うんだけどなぁー。 ★は、新規のものが少ないということで4つにしようと思たけど、次作の期待を込めてオマケの5つ!w ということで、2作目大期待!

Posted byブクログ

2019/09/17

わりと最近の事件もあるので、面白いと言ったら不謹慎かな でも気味が悪い出来事も、真面目かつユーモアある文章で楽しく読めました 多分著者はいい人に違いないって気がしたヨ

Posted byブクログ

2018/10/17

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Posted byブクログ