NOをYESに変える「不動産投資」最強融資術 の商品レビュー

安藤新之助(著者)

2023/08/23

タイトルほどの内容は無いように感じた。
オーソドックスに資料作り込んでプレゼン頑張って、コツコツと地道に開拓しましょう、みたいな感じかな…

2023/08/03

融資受け未経験者として、銀行側の考え方がわかる本。
銀行は融資先を探している
担当者が稟議を通しやすくするための情報をこちらが与えてあげるという目線で、何を準備すればいいのかが明確にわかった。
敷居が高く感じている融資面談だが、恐れるのではなく経営者目線でWINWINを目指す、対等な取引だという考え方が大事。

2022/11/17

銀行開拓は、実績のある人からの紹介が一番。
絶対やってはいけないのは飛び込み訪問。仮に資産背景や属性が良くても印象はかなり悪くなる。
それよりもマシなのが、電話アポ訪問。
本業とは別の賃貸業用の名刺を持つ。

最初にアピールすべき担当者は融資担当者ではなく、渉外担当。渉外担当は営業部門で新規獲得を目標としているから。
金額が高い不動産には興味を示してくれるはず。

他の金融機関はもちろんのこと、不動産業者や他の投資家などの悪口、噂話は絶対に口にしない。
担当者とトラブルと本部の履歴にそれが残ってしまう。
どんなに非常識で腹の立つ担当者でも、ぐっと堪えることが大切。

定期預金と同額の融資しかしてくれず、解約は返済した分だけしかできないという、借り手にメリットゼロの融資条件を提案してくる金融機関もあるから要注意。
定期預金や投資信託を購入するのは、あくまでもどちらにもメリットがある場合だけ。

大切なのは将来のビジョンとそれに対するリスクをしっかりと話せること。
ビジョンというのは社会貢献要素も含まれていることが大切。自分が儲けることだけ、給料だけだと生活が不安だからという理由はNG。
高齢化社会に向けて、高齢者でも安心して住める住宅を提供することが将来のビジョンとか。
子育て世代が安心して暮らせる住まいを提供したいとか。真っ赤な嘘はダメだけど、少しでも自分と関係あること、興味あることと絡めるのが大切。

プレゼンの時、不動産業者の言っていることをそのまま伝言するだけではだめ。自分の作成した資料と、自分の言葉でプレゼンすることが大切。
プレゼン資料に記載した数字などの根拠を聞かれたら、即座に返答できるように準備しておく。

融資の5原則は、収益性・公共性・安全性・成長性・流動性。信金、信組は地域への貢献意識がとても高い。

購入したら終わりではなく、金融機関には定期的に訪問して試算表などを逐一報告する。
感謝されることはあれど、ウザがられることはない。
金融機関が好きな人は、とにかくマメな人。

借換は出禁になるほどリスクがある行為。他行で1％以上の値下げを提示されたら、まずは既存の金融機関にそのまま相談すること。事前になんの相談もせずに乗り換えると今後取引はできなくなると思った方が良い。

あとは、時間厳守、嘘をつくななど、当たり前のことばかりの記載が多く、若干題名詐欺な感じがあった。
やっぱり融資に関することは、大家目線ではなく銀行員が書いた本が一番参考になる。